木曜日, 2月 04, 2010

オブラートに包まれたマイル

Kona Airport

先日、取締役が言っていたのですが、最近は、JALのマイレージでハワイ島にやってくるお客様が多いそうです。いろいろマイルキャンペーンをしているらしく、旅行がしやすくなっているみたいです。

その辺のマイルの使用法はためている本人が一番詳しいのです。普段はキロの生活をしている日本の人でも、マイルの計算になるとすごく上手になって、距離感と地理感覚が急に鋭くなるのです。

マイレージに限らす、今はどこでも、先送り割引システムが氾濫していて、どこで買い物しても、”どこどこカード”、”割引スタンプ”、”会員カード”、などなど、プラスティックカードが財布にお札より多いのです。

アメリカでは、スーパーなどの割引クーポンです。毎月、クーポン冊子が配られて、期間中にそのクーポンと引き換えに商品の割引が適用されるのです。個人的には面倒でやりません。

そのクーポンがとっても使いづらく、いちいち商品別にミシン目を切りとり、レジに提出しなくてはいけないのです。

いつも思うのですが、お客である我々がどうしてクーポンなどを自分で切り取り商品別にレジに提出し、面倒な割引を申請をしなくてはいけないのか?なのです。

店側がシステムを変えてお客に手間をかけずに、「割引しますのでぜひお買い上げください」、といって販促するのが資本主義だと思うのです。

クーポンも、マイレージも、会員カードも、根底にあるのは、「買うなら割引してやるよ!」、「乗るなら特典与えます!」という、お客が自分で自分の買う物の割引作業をしなくてはいけないのです。

それを、リワードという言葉のオブラートに包んでいるのです。

マイルがたまったらハワイ島に来てください。

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