金曜日, 2月 12, 2010

もしもの時の危機管理

最近は、どうも「もし~?」という会話が多いのです。かっこよく言えば、危機管理の事なのです。

先日、お客様がフォードのピックアップトラックF150をレンタカーしたので、トラックで面白い道を行こう!となり、道中いろいろ「もし~?」の話をしたのです。

まず、もしハワイ島と成田間のJAL直行便がなくなったら?日本からのマーケットは少なからず影響があるでしょう。

飛行機がなくなりサイパンがかなり打撃を受けていると、多くのお客様から聞いていたので、「明日はわが身だハワイ島!」ともしもの時を考えておかなくてはいけないのです。

次に、もしハワイ島からイルカがいなくなってしまったら?イルカ業者はどうするべきか!相手は動物なので、「もうハワイ島は飽きた!」とどっかに行ってしまう日は明日かもしれません。

もうひとつ、もしマンタもいなくなってしまったら?そんな事態をボート業者はなにか考えておかないといけません。マンタは魚なので、「ハワイ島は飽きた!」と泳いでいってしまうかもしれません。

そんな事態になったある日、飛行機を数回乗り換えて、マンタもいない、イルカもいない、普通のダイビングにいらっしゃるお客様も、「ハワイ島は飽きた!」とどっかもっとエキサイティングな所へ行ってしまうのです。

弊社はどうするべきか!と考えておかなくてはいけないのです。

冷静に考えれば、悲劇的なシナリオではなくて、自然な経済の流れなのです。

観光地は消耗品なので、旬を通りこせば衰退していくのです。そして、地球のある場所にまた新生観光地ができるのです。

観光にたずさわる業者も観光資源を消耗していく他力本願型産業なので、ま、情勢をよく見ておかないといけないのですね。

と、山と海を見ながら考えていたのです。

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