最近知ったのですが、ハワイ島にはVolcanoという町があり、住所があり、郵便番号96785があるのです。
Volcanoという単語がそのまま住所として使われているとは思っていなかったのです。
黒々とした草木のない溶岩大地の上に町があり、家の隣は川のように赤い溶岩が流れている、と住所から連想してしまいますが、そんなことはなく、鬱蒼とした熱帯雨林の真ん中にその町はあるのです。
火山国立公園近辺の11号線を挟んだ分譲住宅地で、たくさんの家のオーナー達が、昔の言い方ですが旅行客向けに貸し別荘をしているのです。
今までも、数回その辺に泊まったことはあったのですが、住所など確認しなかったのですね。
と、数日前、ヒロでフラダンスの大会、メリー・モナークのイベントがあったので、またそのボルケーノの町に泊まってみたのです。
4月のボルケーノはとっても寒く、毎日雨で、霧が濃く、ひっそりとした滞在でした。暖炉に火を入れ、寝る前はジャクジーに入り体を温め、即効で靴下を履いて寝るのです。
ハワイ島には気候がいろいろある事は知っているのですが、「ハワイで暖炉か!」と改めて、ハワイ島の大陸に近い気候に驚いたのです。
家の周りの草木を見ると熱帯雨林で、かなり降水量があることが想像できるのです。
一方、現在ハワイ島の北西側は雨が少なく干ばつ被害が出ているので、「なかなか人間の都合のいいように天気はできていないのだな~」と島の反対側で考えたのですね。
でも、その分静かで隠れ家的気分が味わえるのでその町の滞在は気に入っているのです。良い貸し別荘に滞在できれば、“もうひとつのハワイ島”を楽しめます。
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