ハワイ島の北側を車で走っていて、思い立ったように行ったことがない道を行こう!
「行けばわかるさ、1、2、3、ダ~~」、とアゴを出してトラックを砂利道悪路に向けたのです。
ロードトリップ恐怖映画の雰囲気なその道で、チェンソーをもった一つ目巨人が車の前に現れたらどうしよう、などど考えていたのですが、そんな気配はなくその代わりに、行き止まりに白い小奇麗な建物が顔を出したのです。
庭はキレイに整備されていて、人の気配や生活感のない、とってもドライなXファイル的なプロパティーなのです。
庭の真ん中には、円形を描いて等間隔にプルメリアが植えてあり、敷地の中には三角形のインディアン天幕が点々としているのです。
家の中から白装束の美女が出てきて、やたら親切で食事でもどうですか?などと言ってきたら嫌だな?と距離を置いていたのです。
最近、XファイルのDVDを立て続けに観ていたのでやたらと疑りぶかくなっているのです。
そんな人たちに捕まってしまい、夕食の後に納屋で秘密の儀式が行われ、宇宙人と交信し、その生贄になってしまうのか、とかってに想像していたのです。
アメリカは地域によって治外法権的な集団生活者がいるので、ここもそのような孤立生活集団者のアジトか?、と好奇心はあったのですが、目立たないようにパブリックのビーチアクセスに寄って帰ってきたのです。
後日、タイムズマガジンのハワイ島旅行特集を読んでいたら、偶然その怪しい建物の写真に出くわしたのです。アレ、と思って読み進めると、どうやらそこは最近流行の高級スパブティックホテルだったのです。
砂利道とジャングルの先に、看板もなくたたずむそのXファイル的建物は、限られたゲストだけの秘密の隠れ家だったのですね。
まったく行けばわかるさ!なのです、アントニオ猪木さんは偉い!!
そこのサイトです。
http://hawaiiislandretreat.com/
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