最近、ハワイ島は波が大きくなっているので、サーファーがあちこちに出没しています。
サーファー同士の会話を盗み聞きしていると、独自の波予想があって、海に出るタイミングを見計らっているのです。
効率のいいサーフィンをするにはやっぱり、“波予測”が必要で、情報、経験、科学、勘、などなど、を頼りに波を作る要因を探るのですね。
さて、自然の中での遊びは少なからず、環境の予測が必要になってきます。
もちろんダイビングもそうです。ま、ダイビングはサーフィンと逆で、サーフィンにむかない日が絶好のダイビング日和です。
僕も、毎日天気海況をチェックします。風、波、うねり、などなど、特に海況はハワイから何百キロも離れた天気が影響するので、数分おきに海の状態は変わります。
ダイバーなら経験があると思いますが、エントリーした時は穏やかでも、エキジットしようと思ったら大波で大変だった、ということがありますね。
先日も、お客さんが経験談を話してくれました。
ある海でボートダイビングをしていて、浮上しようと船を捜したら、船がないことに気がつき大変だったそうです。船が風で沈んでしまったのですね。ダイビング中の数分間に突風がふいてきたことが原因だったみたいです。
ダイビングサービスを通して楽しむダイビングは、ショップが環境予測をしてツアーを催行するのでそんなに気を使う必要ありません。
でも、海況の確認は自分でもする習慣をつけたほうがいいと思います。
ダイビングショップはもちろん営利企業なので、ダイビングツアー催行の許容範囲が広いです。また、ダイバーの経験も一定していない場合が多いので、海況への対応にばらつきがあります。
なので、客観的に自分の技術や体調を海況に相談して、その上で潜水する前にダイブマスターや船長としっかりコミュニケーションをとって、“もし”の事を段取りしておきましょう。
ダイビングする海況や天気は局地的な予測が必要なので、その場所に土地勘がある経験豊富なショップを探したほうがいいかもしれません。
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