ドルフィンスイムをハワイ島で楽しむお客さんによく聞かれる質問は、「どうしてハワイのイルカはジャンプして回転するのでしょうか?」です。
ハワイで一番頻繁に目撃できるイルカは、ハワイアンスピナードルフィン、と言ってジャンプして空中回転することが特徴なのです。
夏休みの自由研究のような質問ですが、答えは難しい。
イルカに聞けば話は早いのです、でも英語もよく解らない僕にイルカ語を話せといわれてもこれまた難題です。
アメリカではよく馬と話せる、犬と話せる、熊と話せる、など伝説的な動物使いがいっぱいいて、本など出しているわけですね。
もちろん海洋生物部門の話せる人達もたくさんいて、イルカ、シャチと話せる人を雑誌で時々見ます。
そして、もっとアメリカらしいのが、幽霊や宇宙人と話せる人達もいるそうです。
イ ルカに直接取材ができないので、ま、とりあえず、あっちこっちのイルカと話た事がある人達の本を読んでみるのですが、しっかり裏づけを取った答えはないようです。
でも、1つだけ、誰が見ても納得できる回転ジャンプの理由があります。
僕も何度もそれを目撃していて僕がイルカだったらぜったいジャンプするよな、という活動があります。
それは、イルカの体についたコバンザメを払いのける時にジャンプするのです。
体にペタッっとくっつくコバンザメを「うざったい、どけ、このやろう、」と言いながら洗濯機のような高回転でふっとばしているのです。
コバンザメのついたイルカは他のイルカと違ったリズムの泳ぎ方をするのでわかります。
人間でいえば、背中についたイモムシを「いや~」といって騒ぐしぐさですかね。
実際観察してみると、水の中で体をモゾモゾと小刻みに動かしロケットのように勢いよく水面めがけて泳ぎます、水面についたと同時に高く飛んで回転し、体を平行にして水面にぶつけるように着水します。
それを繰り返すのですね。
それを見ていると僕はいつも自分に置き換えて想像してしまいます。
自分の体になにか吸盤生物がくっついて、会社に行くにも、トイレにいくにも、お風呂に入るときも、ずっと、一緒なのです。
しかも、背中の真ん中にそんな吸盤生物が住み着いてしまったら最悪だなあと水の中でイルカに同情してしまいます。
そんなコバンザメを引っ張って取ってあげたいのですけど、自然には自然のルールあって、コバンザメもイルカに吸い付けるかどうかは死活問題だろうから、ま、お互い寄らず離れずがんばってくれと言うしかないのですけどね。
ハワイ島でイルカと泳いでみませんか詳しくはこちらです。
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