ハワイのホテルからバスタオルなどをちょっと拝借してしまうこと。誰もが一度はどこかでやったことがあるでしょう。
特に、タオルが無い生活をしていて「タオルが欲しい、タオルが欲しい」と長年思い続け、デパートのタオル売り場の前を毎日通い、「いいな~、タオルはミドルクラスの夢だ」と言いながら指をくわえていた人が、社員旅行でハワイのホテルに泊まってしまい、そこで初めてタオルと言うものの感触を味わい感動し、どうしても、タイルを手放すことができす、罪とはわかっていながらも、良心の呵責にさいなまわれ、ついバックの中にタオルを入れてしまった。
と、タイル窃盗の供述をする容疑者はいないでしょう。
みなさん返すはずだった、でも忘れてしまったのですね。
理由はどうあれ、ホテル側にとってはかなりの損害です。
そこで、あるホノルルのホテルがタオルやバスローブに電子チップを縫い付けて追跡できるようにしたのです。
毎月4000枚盗まれていたタオルがそのチップ導入後750枚まで削減、そして、16,000ドル以上経費削減されているそうです。
電子チップの為に誰が盗んだか、が明確になってしまいます。複数人で部屋を利用した際は宿泊の名義人に容疑がかかってしまいます。後日請求が来るか来ないかはホテルの判断ですが、“しっかり窃盗容疑がホテルのデータに記録されてしまうので、お金の問題ではなくあまりいいことではありませんので、やらないほうがいいでしょう。”
昔、ある大都市のホテルの人と話したことがあるのですが、ホテルの備品を盗むのはもちろん宿泊客も多いのですが、従業員が盗んでいる確率も高いそうです。
掃除やメンテナンス関係は外注なので毎日仕事する人が違っていたり、管理が難しいらしい。
多分、このホテルの本当の意図は、お客さんが盗んだタオルではなく、従業員や関係者が盗んだタオルを管理する為かもしれません。
なぜなら、タオルにチップが入っている事は宿泊客はしりません、でも従業員はうわさで知っているのです。
抑止力効果です。
Note: http://intransit.blogs.nytimes.com/2011/04/11/gee-how-did-that-towel-end-up-in-my-suitcase/
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