先日、ハワイで人気があるオアフ島のノースショアでやっているサメと泳ぐツアーに参加したのです。
(人間がラーメン、檻がザルのごとくザブンザブンと揺られるのです。)
ここ数年、鮫の餌付け問題で騒がしいビジネスだったので、サメよりもそんな人間事情に興味があったので訪ねてみたのです。
ハワイの新聞でたまに報道されていて、サメに餌付けをして逮捕されるとか、生態系を崩す、とか、海水浴客を食ってしまう、などなど、を理由にした営業認可問題。
ツアーの仕組みは簡単で、ハレイワの港から15分沖に船を停めサメ檻(テレビのサメ番組でよく見る)に人間が入って近寄ってくるサメ達を観察するのです。
シュノーケルと水中メガネだけです。泳ぎません。
檻に入ってサメを観察する時間は20分ぐらい、参加者が一回りするのに一時間。行き帰りに30分。全体で約1時間30分前後のツアーです。
檻が波でゆれると、中の人間も、ザブン、ザブンと檻の中であっちこっち飛ばされるので、その様子はラーメンをゆでる時のザルと同じような光景で面白かったですね。
案の定、船酔というか“檻酔”になっている人がいて、それこそサメに撒き餌付けをしていました。
人間がサメを観察している、と言うより、サメが我々を観察している、という水族館の逆状態です。
(パブロフのサメ達よ!今回は20匹ぐらい。本当の名前はガラパゴスシャークです。)
どうしてサメが集まってくるのか?
説明によると、その地域は昔からカニ漁業が盛んなところで、漁の仕掛けに魚の切り身を使います。そのおこぼれを狙ってサメがやってくるのです。
なので、今では、その沖合いでは船のエンジン音がベルとなり、サメが寄ってくるのですね。要するに、“パブロフのサメ”なのです。
もし、サメと泳ぐツアーに参加予定の人は、しっかり酔い止めを飲んでいきましょう。
沖合いに1時間止まった状態で船の上で揺られます、その上サメは水面下にいるので、酔う原因の下向き状態。
またまたその上、ラーメンザル檻でザブンザブンと波酔いする可能性があります。
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