先日のお客様には、ドルフィンスイムツアー、トローリング、スノーケルを楽しんでいただきました。遭遇したのは約300メートルに及ぶイルカの群れです。海で泳ぐのは久しぶりとおっしゃっていたお客様でしたが、とっても感がするどく、すぐイルカと一緒に泳いでいました。
トローングの釣果は、サワラです。出港して、1時間半は、アタック無しでした。お昼とスノーケルを楽しんで、心機一転、釣りを再開すると、糸をたらして、ものの5分です。「ビビビーーー」という心地よいリールから糸がでていく音が聞こえました。この音は、トローリングでしか味わえないリールの弾む音です。何度聞いてもいい音です。また、お客様にこの音を聞いていただくときが、釣船大将冥利に尽きるのです。
その後は、お刺身にしていただきました。最近、トローリングも弊社の人気の商品となってきています。小生の、仕事責任として、釣った魚をおいしく調理して、お客様にいただいてもらうよう、メニューを勉強中でございます。
将来は、オーシャンスピリットも居酒屋、パブ、スナック、小料理屋などの多角経営を目指したいと思います。目標は、居酒屋兆治に出てくる健さんみたいに、カウンターごしに、ねぎをむきながら、「あい、すいません、不器用なもので」と言ってみたい。
ところで、食べ物の話題のついでに、よくお客さんとの会話で、なぜレストランのメニューに料理の写真を載せないのか?ということがあります。海外での食事でだれでも思うことではないでしょうか。文章だけではなんの料理かわかりません。それ以上に、白テーブルクロスレストランですと、使ってある食材が書いてあるだけで、焼いているのか、煮ているのかすら解からないメニューが多いです。
一方、デニーズなど写真が豊富で、写真を見て「これちょうだい」と言えますよね。以前、テレビで、ジョン・トラボルタも同じこと言っていました。彼もデニーズが好きだそうです、なぜなら写真で料理を選べるからだそうです。
しかし、活字メニューもいいところがあります。ある程度、しっかりしたレストランに行くと、ウエイターやウエイトレスとの会話があります。メニューのある無しにかかわらず、こっちの食べたいものと、彼らのおすすめなどを議論して一緒に食べる物を決めるのですね。美容院で自分の髪型を決めるのと一緒です、美容院にメニューはありませんよね。
そして、自分の好みの料理をすすめてくれたサーバーが、いいサーバーですよね。そのサービスの相性によってチップの金額を決めるのが、本当のチップ文化のいいところだと思います。
本当のチップの意味は、皿の上げ下げや、ただ注文とりに来ることにチップを払うのではないのですね。機械的に何パーセントという計算方式で、払っていますけどね。
さて、みなさんは、デニーズ派ですか、それとも、白テーブルクロスローソク派ですか?