日曜日, 5月 18, 2008

ハワイアンダイビングは突然マンタがちょうど良い

先日、ハワイアンダイビングを楽しみました。場所は、溶岩の地形を楽しむポイントだったのですが、海に入ってすぐ、マンタ一匹を目撃しました。彼は、我々の前を颯爽と泳ぎ去り消えていったのです。

そこで、海の中で考えたのですが、ダイバーにとって、ハワイ島の海はは楽しみやすい場所です。マンタに関しては、マンタナイトダイビングが、一つの“マンタを見るツアー”として確立しています。同じように、イルカのツアーもあります。野生動物を扱うツアーで、このように観光産業として確立しているのはとっても貴重です。

通常のファンダイブも、ポイントごとにブイが設置してあります。アメリカの観光地の特徴ですが、誰でも簡単に、楽に、そして強いていえば、あまり歩かないように、とりあえずの観光地が設計されています。ブイのある場所もそれを反映してか、目玉まで簡単に行けるようになっています。船の移動時間も長くありません。

ダイバーにとって、ハワイの海より、俗に言う「綺麗な所」、「すごい所」、「安い場所」はたくさんあります。世界中に、海の中を“潜る”ところはいっぱいあります。でも、ハワイ島の海は、ダイバーにとって海の中を“観光”するところだと思うのですね。

一方、ハワイ島の他の海遊びも、スノーケリング、イルカと泳ぐツアー、トローリングなど気軽に手ぶらで楽しめるのが特徴です。パブリックの海岸が多いため、車をちょっと止めてスノーケリングできます。イルカのツアーも、泳ぎに自信の無い人でも参加できるよう産業が充実しています。同じように、トローリングも、釣りキチじゃなくても、半日あれば、気軽に楽しめます。

小生も、ここまで海の観光資源に恵まれているとは思いませんでした。サービスを提供する側から見ても稀な観光地だと言えます。

最後に、どこの観光地もそうですが、ハードは充実していても、結局はソフト(人間)が一番重要なのですね。 小生も精進していこうと思います。

その一匹マンタの背中を見ながらこんなこと考えていました。



最近、抽象的な内容のブログが多いので、次回は、地震に対する中国政府の対応と、ミャンマーのサイクロン被害に対する当局の政策の違いを、アメリカと日本の外交政策の立場に立って検証してみます。ウソです。

今日の夕日です。