金曜日, 5月 23, 2008

映画、インディアナ・ジョーンズ

先日、インディアナ・ジョーンズの最新作、4作目の公開初日でした。待ちに待った公開でしたので、その日の仕事の帰りに見てきてしまいました。

今年前期一番のドル箱映画ではないでしょうか。同時に、久ぶりのスピルバーグの映画です。前作がかなりの完成度でしたので、最新作にもそれ以上の期待がかかっていました。

その期待のとうり、スケールが大きく、いままでのジョーンズ映画の伝統もしっかり守り、アクションスターハリソンフォードもまだ健在でした。劇場に見にいっても価値ある作品ではないでしょうか。面白かったです。

最近誰もが言うことですが、ハリウッドの映画で見る物が少ないですね。詳しく言えば、劇場まで足を運ぼうと思う映画が少ないってことです。

最近、映画の話題をする時、映画の評価の仕方で、よく、「DVDで見ればいいや」といいますよね、ちょっと見たいけど、わざわざ劇場にまで行かなくていいと思う作品です。

一方、最近、劇場に行くときに見る映画は、「付き合い映画」です。これは、一応ファンとして、興行成績に貢献しようかという作品です。たとえば、そういう作品は続編で、1作目、2作目を見たから、つまらないとわかっていても、一応3作目も付き合うかという感じで劇場に足を運びます。ダイハード、ランボー、ロッキー、オーシャンズイレブンなど。

もう一つは、「撮り直し映画」です。これは、ヒーロー物に多いのですが、主役の俳優を変えて、同じ内容の作品を撮り直しするのです。バットマン、超人ハルク、フランケンシュタイン、古典作品の近代実写版みたいな作品です。それと、漫画からの実写版です。アイアンマン、スパイダーマン、ゴーストライダーなど。これも、ファンとして、付き合うかという感じで劇場に行きます。

最近のハリウッド映画は、この付き合い映画がおおいですよね。80年台のヒット作の続編を思いついたように作るのですね。今年の後半も、こんな感じの映画が多いです。

でも、映画は劇場で見るに限ります。テレビも高画質で大きくなっていますが、劇場でしか味わえない臨場感っていうのがあります。映画を見たあと感化されて、映画館を出て行くとき、その主役になりきってしまう感じです。

その昔、新宿に、新宿昭和館、今は中野に移ったと聞きましたが、というのがあって、ヤクザ映画専門の劇場で、朝から、網走番外地連続5本とかやっていました。

その映画館から出てくるときは、健さんや、文太さんになったつもりで、肩で風を切って歩くのです。でも、10メートルです。新宿近辺は、本物がいっぱいいますので、実際にはそんなこと出来ません。

でも、劇場で「映画を見たぞ!」という気分だけでも味わうのは、とてもいいものです。しっかり印象に残るのです。

今、なかなかそんな映画の見方していないなと思いますね。でも、「映画って本当にいいものですね」!

インディアナ・ジョーンズ見てください。