火曜日, 12月 29, 2009

ベビースターラーメン50周年の後悔

(image retrieved 12/30/29 from http://waga.nikkei.co.jp/hobby/study.aspx?i=MMWAi1000005112009&page=1)

とりあえず、書いておこうと思うのです、この話題。この間、日経新聞を読んでいたら、ベビースターラーメン50周年だそうです。

小学生の時に、母親から、「そんなもの食べるな!」といわれても、学校の帰りに隠れて食べていた、あの、バリバリ乾燥味付け麺なのです。

でも、小学校を卒業して中学では喫茶店に出入りするようになり、チョコレートパフェを背伸びして注文するようになってからは、「ばかやろう、そんな子供の食い物くえねえぞ!」、とその乾燥麺を食べなくなってしまいました。

その後、思い出したように食べ始めたのが、アメリカに来てからで、ひとり酒のつまみとしてベビースターを食べるようになったのです。

そもそも、アメリカのアジア系食品店には、そのベビースターが必ず売っていて、何か酒のつまみを探していると、つい目に入り、買ってしまうのですね。

日本で大人になってから、見向きもしなかったベビースターの、「こっちこい、こっちこい、そしてその安っぽい味と昔を思い出せ、手を伸ばせ、伸ばせ~」、という催眠術にかかってしまうのです。

アメリカの中途半端なアジア系食料品事情の中で、ベビースターは王様のような存在感なのです。

味そのものにメランコリーを感じて食べる、と言うよりは、母親から食べるな、と禁止されていた食べ物を、自分の意思で誰にも文句を言われずに食べる、というなんというか、中年反抗期みたいな気分で食べているのかもしれません。

なので、食べ終えて、おもむろに袋の栄養表などに目をとおしてしまうと、塩分とカロリーがめちゃくちゃ高く、一袋で一週間分の塩分を補給できてしまう計算などしてしまうと、もう後悔の道まっしぐらなのです。

カロリーは高いが、おなかがいっぱいになるわけではなく、塩辛さでビールだけが飲みたくなり、その後、カップラーメンなどを食べてしまうと、もはや、高血圧、メタボ症候群まっしぐらなのです。

食べた後に気がつくのです、やっぱり母親は正しい、と。でも、また催眠術にかかり食べてしまうのです、再び母親に「すまん、すまん」といいながら後悔するのです。

ベビースター50周年はおめでたいことですが、小生の後悔もこの先何年もつづくのです。

下に新聞記事とそのベビースターのサイトを書いておきますね。

新聞
http://waga.nikkei.co.jp/hobby/study.aspx?i=MMWAi1000005112009&page=1

ベビースターサイト
http://www.oyatsu.co.jp/