今年、ハワイ島でのダイビング中、船上でよくお客様とお話する話題の1つに、「アメリカ人と日本人の違い」がありました。
タイトルだけ聞いてみると、社会化の教科書のような響きがありますが、ここでお話するのは、「ダイビングの仕方の違いです。」です。
そして、その違いから日本がどうして戦争に負けたかがわかるような気がします。
アメ人は、寒さにやたらと強い。体の機能で一番顕著な違いです。
冬のハワイ島で、マンタナイトダイブを平気でサーフパンツやビキニでやっているのです。
旅行者ダイバーであれば、一回のダイビングぐらいは耐えられるので、がんばってくれ、と思うのです。
でも、ハワイ島で数年間ガイドをしているアメ人が、冬でも、サーフパンツだけでガイドしているのです。寒冷地サバイバル能力では、勝てないな、といつも負けを認めるのです。
アメ人は、長いダイビングが好き。基本的にアメ人のダイビングは60分一本勝負で、60分以内で試合が終わるときはありません。
90分のダイビングが普通に行われているのです。1時間30分です。水中活動能力ではこれまた、勝てないな、といつも負けを認めるのです。
アメ人は、個人主義ダイビングです。アメ人は「和」と「連帯責任」を忘れているので、、あっちこっちばらばらに泳ぎまわるのです。
個人それぞれの興味や欲を満たすことに必死なのです。ゲリラ戦闘能力においても、これまた、勝てないな、と思うのです。
アメ人の80%以上のダイバーは肥満です。ビール腹にウエイトを巻けるベルトは無いのです。
体重オーバーなので、すぐゼーゼーと息を切らしてしまいます、でも、すごいのが、それでもなんとかやってしまうのが、アメ人なのです。目標達成能力でもこれまた負けてしまうのです。
アメ人はよくしゃべる。英語は日本語より民主的な言葉なので、初めて会った人や年の差での会話に日本語ほど違和感がありません。
言語学のクラスで習ったのですが、アメリカ人は初めて会った人に、言葉を交わし、敵か見方かを見極めるらしいのです。
歴史的にそのような文化背景があるのですね、なので、聞いていると、初めて合った人間によく込み入った話をしているな、と思うのです。これまた、コミュニケーション能力においても負けてしまうのです。
アメ人は、船酔いする人が少ない。やっぱりお酒でべろんべろんに酔う人が少ないことに関係しているのでしょうか。
多分、これが一番の”太平洋戦争”で負けた理由ですね。船上でバトワイザーが飲めないとダメなのです。
ま、他にもいろいろありますが、今思いつくことはこんなところでしょうか。アメ人のダイビングを見ていると、日本がアメリカに戦争で負け理由がわかるのです。
当時、日本兵の屈強な軍国根性でさえも勝てなかったのです、多分、今、日本の若者とアメリカの若者が戦ったら、日本は1日としてもたないな、と思うのです。
なので、しっかりした外交が必要なのです。(あれ、話の方向が変わってきたので、ここでやめよう!)