金曜日, 12月 18, 2009

北半球は冬だった

久々にハワイの外へ出てみると、北半球はやっぱり冬だった、とあらためて地理の教室で学んだことを思い出すのです。

先日行った北半球のある国では、人々は、靴を履き、コートを着て、ジーンズやズボン(パンツですね、もうズボンと言わなくなったのか、パンツは下着のパンツでは悪いのか?)をはいています。

とっくりセーターも着ているのです(タートルネックですね、かっこよく聞こえますが、毎日亀の姿を見ている人間としては、とっくりも亀も身分的に違いはないと思います)。

そして、マフラーを首にまいているのです、寒がりの人はしっかり手袋までつけています。

肩を丸くして、ポケットに手を入れて歩く姿が冬の北半球の正しい歩き方なのですね。

ハワイ島ではジーンズをはいている人は、めったに見ません。庭掃除のメキシコ人だけですね、はいているのは。

肩を丸くしている人は、道の上で何かを探しているホームレスの方々です。

ポケットに手を入れている人は、いかがわしい薬を道端で売っていたり、使っていたりする人々です。

その冬の国では、建物に目を向けてみると、暖房がしっかり効いていて、その乾いた空気に懐かしさを感じるのです。

かなり過剰に暖房が効いているので、建物の中ではハワイ島のようにTシャツですごせるのです。

いつも思うのですが、この国ではどうして、程よいエアコン白くまくんや霧ヶ峰的温度湿度調整ができないのだろう?

ハワイ島では暖房どころか、クーラーを効かせすぎていて、寒い寒いといいながら建物の中で厚着をしているのです。

氷点下になるその国では、借りた車のウィンドウオッシャー液がしっかり凍っているのです。

朝はしっかりフロントガラスに霜が降りており、前もって暖気をしなくてはいけないのです。

ガソリン補給の時の寒さを久しぶりに味わったのです。

ハワイ島では不凍液など必要なく、ウィンドウォッシャー液は水を入れておけばいいのです。レインXや油膜のギラギラ危険ですクリンビューなど必要ないのです。

また、車の暖気などしたことはなく、ディーゼルエンジンでさえも、グローランプなど見たことありません。

その国の天気を見てみると、しっかり吹雪やストームがあり、雪が積もるのです。

なので、天気予報はかなり正確で、地方地方でピンポイントレーダーを使って、降雪情報をかなりの確率で当てているのです。

ハワイ島では公式の天気予報などあってないようなもので、人々が独自の予報方法を持っているのです。

でも、根拠や科学があるわけではなく、雨が降れば仕事を休もう、という予測をするだけなのです。