さて先日、ハワイ島3大ペトログリフ巡礼を果たせたのです。正確には、車で簡単に行けてあまり歩かなくてすむ3大遺跡スポットなのです。
ペトログリフとは溶岩の上に古代人が書いたとさせる象形文字です。大きく3ヶ所、北から、マウナラニ、ワイコロア、そして火山国立公園です。
火山国立公園以外は無料で見られます。どこの場所も車を止めて、1時間ちょっとの時間で巡礼できます。
マウナラニは森の中を通り抜け、ワイコロアはゴルフ場の横を、そして火山国立公園のそれは溶岩台地を歩きます。どこも、象形文字を取り巻く景色が違うので、面白いですね。
ハワイ島で一番大きいスポットは、火山国立公園のそれです。広大な溶岩台地の上にひょっとペトログリフサイトがあるのです。
海が見え、溶岩の煙が見え、そして新しい溶岩の黒い道筋が見え、風の音がこれまた散歩ムードに味を添えるのです。
そんな溶岩の上に寝そべって背中に溶岩の温もりを感じながら、空を見ると、白い雲が空を青く染めていることに気がつくのですね。
古代人も同じ空を見ていたのか?と浪漫に浸る時間なのです。
それらのペトログリフは未開の洞窟や断層から偶然現代に姿を現した遺跡ではないので、オリジナルのサイトに後の時代の人が書き添えていったと予想できます、なのでいろいろな年代の作品があると思います。
特に保存や研究などもそんな理由で進んでいないのでしょう。正直、その辺のサイトを開発していた昨日の土建屋さんが、昼飯くいながら、「ちょっと彫ってくか」といって、自分の奥さんと子供を絵にしたのかもしれません。
ま、そんな真実はどうでも、そこにある事実の散策を楽しめばいいと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿