ハワイ島を北上していくとカワイハエという港があります。小さい港村ながら数件の食事処があって盛り上がっているようです。そこで先日ちょっと偵察に行ってみた。
行ってみた、と言っても、コナから50キロ以上離れているのでそっち方面に行ったついでに寄ってみた、という感じですけど。本当は。
カワイハエは好きな港の1つです。産業港なのでタンカーや貨物船がタグボートに引っ張られている光景が見られます。
貨物船と比べると子供みたいなタグボートが手際よく貨物船をちょこちょこ突っつきながら港にぴったりと収めます。その辺の調整はカンと経験が全てなのだろうな、とそこには職人がいることに気がつきます。
最近、アメリカのガテン系(わかってくれる人だけわかってください。)、ま、肉体労働技術職人系ですね、そんな人々に興味があって出会うとよく観察しています。
港近辺を歩いてみると、Blue Dragonというレストランが一番目だっていたので入ってみました。ドラゴンへの道がつづいていたのです。(わかる人だけわかってください。)
観光雑誌にもよく広告を出している店なので、目に自然に刷り込まれていたのかもしれません。広告の意味がここにあった。
フルバーがあり、雰囲気はオープンで、イメージはメキシコのバハのリゾート地によくある質素なバーに近いかもしれません。
毎晩バンドが入り、曜日別にジャンルの違う音楽を聞かせくれます。その日はとっても古い音楽らしくもちろん聴いたことがありません、バンドメンバーがフランス語で挨拶していたので外国の音楽なのでしょう。多分。
すると、音楽に合わせて食事していたお客も踊り始めます。どこにでもある風景でアメリカ人はよく踊る、ま最低でも、体を音楽に合わせて動かす。
関心するのが、歩くのもやっとなお年寄りカップルが踊るのですね。やっぱり遊び心はアメリカ人にはかなわないですねえ。
食事のメニューは多彩ではないですが、肉系魚系サラダなどの創作料理。
お客の層を見てみると、ワイメアやコハラコースト沿いの住民が多い気がします。どこのリゾート地からも遠いので、観光客は全体的に少ないでしょう。
その為、お店が開いている日は木曜から日曜日で、しかも夜だけなのです。
やっぱりドラゴンは夜が似合うのです。
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