火曜日, 6月 24, 2008

おっさんがソフトクリームを食べる理由

今回は、食事について考えてみたいと思います。最近の記事で、Comfort foodsの記事を読んだのです。この字を見たときに、ドッキとしてしまいました。

comfortって言う単語は、なかなか一部の日本人にとって曲者なのです。どうしてかというと、戦時中の従軍慰安婦を、comfort womenというのですね。


昔、小生もよくこの事について考えたことがあったので、個人的に、ちょっと引いてしまいました。

そうすると、comfort foods は慰安食ってことになるのです。なんかちょっと、意味深な感じですよね。

あるリサーチで、好きなcomfort foodsは?という質問に、北米人1000人が下記のように答えたそうです。
1. Potato chips (23%),
2. Ice cream (14%),
3. Cookies (12%),
4. Chocolate (11%),
5. Pizza or Pasta (11%),
6. Steak/Burgers (9%),
7. Casseroles (9%),
8. Soup (7%),
9. Vegetables (4%),
10. Salad (3%).
(Sources:  2006 Cornell University, Food and Brand Lab, Department of Applied Economics and Management. Retrieved June 24, 2008, from http://www.foodpsychology.cornell.edu/new_findings/comfort_food.htm

ご想像のとうり、スナックです。ちょっとお腹がすいた時に、食べる必要が無いにもかかわらず、つまんでしまう食べ物ですね。

そして、ランクを見ると、上から順に、健康に悪いとされる食べ物で、子供のときに、なかなか食べさせてもらうことが出来なかった食べ物です。

大人になって、それを食べると、罪悪感があるにも関わらず、妙に、幸福感を感じてしまうのです。

女の人のほうが、スナック系の食べ物に、幸福感を感じるそうです。男性は、もっと量のある食べ物を食べ満腹感に幸福感を感じるそうです。

ちょっと前に、ボートのスナックを再検討したときに、ジャンクフード、ポテトチップス塩辛い奴を、メニューに入れました。

その時も同じ事を考えました。普段はなかなか罪悪感があって食べることができなくても、旅先のボートの上と言う理由で、食べられる物を考えたら、ジャンクフードだったのですね。

これは、普段は、ソフトクリームを食べないおっさんたちが、高速のサービスエリアでは、ソフトクリームを食べていますよね。彼らにとって、海老名SAの“吉野家の牛丼とソフトクリームのフルコース”は、なににも代えられない、慰安食、comfort foodsなのです。





References
Lee, J. (June 23, 2008). Is there any comfort in a $30 Tv dinner. The New York Times.