6月1日より、ガソリン値段高騰により、世界中のダイビングショップは一斉に値段を上げています。または、燃料費を別に徴収しています。料金表には無くても、口頭で追加料金を徴収している業者もあるでしょう。そこで、ダイビング料金のデータを集めてみました。 下の表を見てください。
結論は、ダイビング料金の平均で、行く場所を決める必要はないと思います。しかし、お店によってばらつきがある場所(グアム島、オアフ島、フィリピン、ケアンズ)などへ行く場合は、お店選びがキーになるでしょう。施設、立地条件、サービスにばらつきがある証拠です。また、割引率や方法などにも格差があります。
一方、ハワイ島、バリ、プーケット、サイパン、パラオは、お店間の値段の格差が小さいです。見てのとうり、島国で、立地条件などの格差がすくなく、一律のサービスになりがちだと思います。それを反映してか、ハワイ島以外は、インターネット予約割引などのサービスはほとんどの店で行い、同じような割引率です。
弊社があるハワイ島に関しては、標準偏差が一番小さく、各業者は足並みをそろえています。理由は、共有資産と制約です。条例、港、ダイビングブイの使用方法など、ある程度の制約の中で営業努力しているため、一律になっています。
さて、この夏はどこに行きますか?
データ:2タンクボートダイブ定価料金 (US$)
平均 中間値 並数 標準偏差
サイパン 132.5 130 130 12.5
グアム 127.1 120 150 28.12
ハワイ島 117.1 120 120 6.83
オアフ島 123.8 115 N/A 21.1
パラオ 115.5 115 120 10.35
フィリピン 62.1 55 N/A 26.26
プーケット 104.5 107 91 12.53
バリ 96.4 100 100 9.63
ケアンズ近辺 161.8 139 N/A 38
データサンプル:
各観光地から10店のダイブショップ。内日本語ページ5、英語ページ5、グーグルの検索掲載順。各お店の2タンクダイブ料金定価の平均(ポイントまで移動距離により料金が違うため)。税金やその他の諸経費は含みません。現地通貨は、US$に変換(6月3日現在)NYTより。統計計算はエクセル。
各観光地から10店のダイブショップ。内日本語ページ5、英語ページ5、グーグルの検索掲載順。各お店の2タンクダイブ料金定価の平均(ポイントまで移動距離により料金が違うため)。税金やその他の諸経費は含みません。現地通貨は、US$に変換(6月3日現在)NYTより。統計計算はエクセル。