土曜日, 2月 07, 2009

イルカさんから貰う仕事の幸せ

先日、ハワイ島のイルカのツアーは大成功でした。たくさんのイルカさんたちに囲まれてとっても幸せでした。どんな「幸せ」かというと、“イルカさんたちに仕事をもらえている”という幸せです。

イルカさんたちと泳いでいると、先月、アメリカの失業率が7.6%に上がったことや、カリフォルニアの失業率も9.3%、カナダも9.6%前後、日本ではソニーをはじめ、有力大企業メーカー各社、工場縮小で従業員解雇などなど、ハワイ島観光の有力市場が苦戦していることなどすっかり忘れます。

昔から、イルカさん、マンタさん、カメさん、クジラさんたちを擬人化してしまいますね。水の中で彼らたちにあうと、つい「お世話になります」と初めて合った時でも、新入社員教育で習ったように、自動的に口からでてしまうのです。我々からすれば、彼らは一部上場会社の取引先なのです。

ポッターズエンジェル、ミレッドシードバタフライ、うつぼ、またはサンゴやえびでもたこでも、地元のお魚さんたちも、地場産業をしっかりささえる、我々の取引業者たちなのです。

我々は下請け業者なのですね。ま、そんなことをいつも考えているわけです。本来であれば、「自然界における人間と動物の無垢な共存」みたいなハワイ大学の論文のような高尚な感情を持たなくてはいけないのでしょうが、でもいいのです。

以前も、資本主義イルカ で書いたのですが、彼らに出演料を払えない分、なにか彼らに還元しなくてはいけないのです。弊社で遊んでくれるお客様と一緒に、感謝をこめてお付き合いするぐらいしかできないのですけどね。

いつも思うのですが、「小生はいつも彼らから仕事を貰っていて、食べさせてもらっているのです」。

前略
ハワイ島の住所を持たない動物様へ、末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。http://www.oceanspirit.com/
早々