先日、ハワイ島のイルカと泳ぎながらこんなことを海の中で考えた。
あるイルカが妙に近寄ってきて、こっちを見ているのです。
高校生風に言えばこのやろうと眼をとばしているのか、ススキノ風に言えばお客をお酒に誘う流し目なのか、彼の真意はわかりませんが、ま、敵意はないようなので安心だったのです。
彼の頭を見ると、上下左右45度に小刻みに傾きかけているのです。ロック歌手がギターを弾きながら頭を振るでしょう、あんな感じです。
ちょうどフリッパーの後ろあたりが折れるようになっていて、イルカが頭を傾けるとそこにしわがよります。
でも、不思議な事に特に頭と胴体の間にキリンや人間のように首だ!と一目でわかるくびれなどなく流線型です。
そのイルカは僕が「お前の首はどこにあるのだ?」と心の中で聞いていることなど知るはずはなく、ききき~と言いながら無邪気にこっちへ視線を送ってくるのです。
イルカの解剖図を改めて勉強しているところです。
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