海で泳ぐ楽しさに目覚めたようで、よかったですね。もうひとつ趣味が増えました・・・
その女子も最初は“シュノーケルやマスクに水が入るううう~”、“前に進まないよ~”、と嘆いていましたが、どうしてかツアー最後のほうには浮き輪無しでしっかりイルカと泳いでいるのです。
そして、午後には初体験のスクーバダイビングをしっかり楽しんでいました。
僕達は道具の使い方やちょっとしたアドバイスを口でしただけなのです。
では、どうして泳げるようになってしまうのか?
それはイルカという目標があり必死になって泳ぐからなのですね。
みなさん同じ事をおっしゃいます、“イルカに追いつくため必死に泳いでいたらだんだん慣れてきた”、とこれを聞くと僕達はうれしくなるのです。
大人が遊んでいるなあ、と感じるのですね。
大人になって初めての事に挑戦するときはどうしても理屈、教室、教材、に走りがちで、「こうしなくてはいけない」とか「正当邪道」など、ま、外野がうるさいわけです。
大人の誰もがこんな本を買ったことあると思います。10日間で話せる英会話、1週間で泳げるマスター法、1ヵ月で10キロ痩せる方法、10日で営業成績ナンバーワン、とかね、ま、雑誌、ビッグ・トュモロウ系ですね。(この雑誌まだあるのかなあ?)
でも、遊びには答えがないので、ぎゃぎゃあいいながら必死になって自分流に自然にハマッテいくのがいいのです。
子供の頃はそうやって友人とがやがや言いながら工夫して遊びを覚えていった事を大人になると忘れてしまうのですね。
でも、イルカと泳ぐと、そんな理屈は忘れます。
そして、イルカが寄ってきて、もちろん言葉は通じませんが、「ついてこい、理屈は考えず、習うより慣れろ!!」とテレパシーでささやいてくれるのです。イルカに励まされ泳ぎを覚えていくのですね。
お客さんとイルカが一緒に泳ぐ姿を見ると、そんなイルカと彼女彼氏達の間に見えない聞こえない会話があるような気がします。
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