水曜日, 3月 04, 2009

マナゴホテルを愛する旅女

みなさん、ハワイ島のマナゴホテルをご存知ですか?コナの中心街から南へ約車で30分の道端にある質素なホテルです。一泊30ドルから60ドルの間の、“寝るだけなら十分ここでいいホテル”です。

先日、弊社のお客様でそのホテルへ一人で泊まり、ハワイ島をこれでもか!と遊んだ女性がいるのです。とっても面白いお客様で、赤いマスタングのオープンカーで、マナゴホテルに乗り込み、ヘリコプターをチャーターして溶岩見学、そして、イルカと泳ぎ、全てのダイビングに挑戦。もちろん、マウナケアにものぼり、星も観察してきたのです。

そして、もっとすごいのが、マナゴホテルで泊まった部屋なのです。共同シャワーと洗面所の部屋を好んで泊まっているのです。その部屋は多分一泊30ドル台だと思います。他に、個室でシャワートイレがある部屋もあるのです。でも、彼女のこだわりらしく、その修学旅行または、部活の遠征、または、臨海学校的ホテルのその部屋に泊まりたかったらしいのです。

その感想を聞くと、絶賛していて、「マナゴホテルはいい、いい」とお気に入りなのです。次回来る際もマナゴホテルに泊まりたがっていました。でも、次回、彼女の滞在には、もっと強烈なホテルを弊社で勧めようとたくらんでいるのです。楽しみにしていてください。次回は、ジープのレンタカーが必要です。

そんなマナゴホテルですが地元でも人気があり、レストランも賑わっているようです。夕飯は、肉か魚を選ぶぐらいのメニューなのですが、おいしいのです。ポークチョップがうまいらしく人気です。これまた、修学旅行的夕飯なのです、大きななべにご飯としゃもじが来て、お茶碗に自分でよそるのです。お味噌汁、メインの肉魚、そして、ちょっとした付けあわせがあるのです。

まさに、今の日本では忘れられた“孫がおじいちゃんおばあちゃんと一緒に食べる味”なのです。今の日本では食堂はデニーズ化しており、趣がないのです。ハワイ島でそれが味わえるのはとってもうれしいことですね。その女性のお客様もそこに引かれているのではないでしょうか。

また、食堂の様子が、日本の70年代国道4号線ドライブインをイメージさせる”運転士食堂”なのです。まさしく、菅原文太さんのトラック野郎シリーズで、ももさんがマドンナと知り合い、星がキラキラと光るところなのです。大きなテーブルでは、一人のお客が、どうもと言って“合席いいですか”という、サラリーマンで込み合う、お昼のソバ屋的なところもあるのです。

誤解の無いように書いておきますが、小生は、トラック野郎シリーズをリアルタイムで知っている世代ではありません。全て、ビデオで見て、昭和風俗史として知っているだけです。

ホテルはどうでも、その女性のお客様のように、なにかこだわりを持って自分流の旅をするってことが、うらやましいですね。

上の映像は、そのマナゴホテルを愛する旅女からいただいたマンタ映像です。マンタスパイラルという題名がいいですね。

マナゴホテルのページ

フォーシーズンズ・ホテルが大好きなお客様も遊びに来てください。http://www.oceanspirit.com/