木曜日, 3月 05, 2009

ハワイ島の職業特権

ブログ下書きを書き溜めていて、どれを掲載するかいつも迷うのです。

例えば、仮題「ドルフィンスイムのグレーゾーン」。これは、ハワイ島のドルフィンスイムを法律的にリサーチした報告です。 弁護士集団の民主党が好きそうな話ですが、硬い話なので時期が来るまで寝せておきます。

例えば、仮題「コビレゴンドウクジラに食われる女」。これは、ある女性がコビレゴンドウクジラと仲良くしているつもりでも、コビレゴンドウクジラはそうではないという、人間の思い違いの話です。飼い犬、飼いライオン、飼いゾウに噛まれるどこにでもある話です。野生動物との共存をテーマにしている弊社なので、政治が共和党になるまで寝かせておきます。

そして、仮題「ハワイ島の職業特権」。これを掲載しましょう。これは魚の話です。政局が水産資源保護にうるさくなりそうなので、魚を食えるうちに食っておこうということです。数回、食事の話が続いたのでもうひとつ。

先日、お客様と釣りに行き、帰りにマグロ1匹をもらったのです。刺身で食べたのですが、これがまたうまい!いつも思うのですが、ハワイ島生活のまたは職業の特権というべきものです。

基本的にオーシャンスピリットハワイのスタッフは、外食を除き、魚を食べるときはお客様が釣った時です。刺身やポキを食べるためには、お客様に釣っていただかないといけないのです。方針ではないのですが、なんとなくこだわりなのです。報酬なのです。

刺身なので、わさび、しょうが、キッコーマン(弊社のお客様にはキッコーマンの方がいらっしゃるのでアロハ醤油は使いません、ビールはキリン、コーラはコカコーラ、オーシャンスピリットハワイも日本の系列社会の一環なのです)そして温かいご飯(ご飯は愛知県産)と一緒に食べるのです。

でも、刺身をきれいにお皿にならべたりしません。切り身から包丁を抜いた時点で、わし掴みにしてお皿に山盛りにしていくのです。買ったら数千円はする切り身を贅沢に、大切りし、形など気にせずに包丁を入れるのは、これがまた気持ちがいいのです。

ある程度大型の魚になると、個性があるのです。季節によっても違うのですが、肉質や味に違いがあるのです。その上、釣りあげるタイミング、保存方法、運搬方法、鮮度によって味が変わるらしいのです。釣った魚を商品として売るわけではないので、そこまで気を使っていませんが、そのうちなにが大きな要因なのか調べてみたいですね。

釣った魚は調理の技術が許す限り全て食べます、無駄にはしたくないのです。親や先生が、子供に、もったいないから残さず食べろ、と怒ることが大切なのです。「ご飯を食べる時、農家の人に感謝して米粒残すな」という先生は今いないだろうな??

明日は、釣りに行こうと思います。http://www.oceanspirit.com/