火曜日, 5月 12, 2009

ウツボが好きなアメリカの人

さて、先日のハワイ島のマンタナイトツアーは約20匹のマンタが登場し、我々を楽しませてくれました。以上です。

マンタの話は終わりで、もっと我々を楽しませてくれたのが、“緑のウツボ”なのです。

マンタナイトツアーの会場には、この緑のウツボが住んでいます。ダイバーが集まってくると挨拶をするようにそのウツボが出てきて、ダイバーの周りをうろうろ泳ぎ始めるのです。

そして、そのウツボは、にょろにょろとダイバーの足にからんだり、腕にからんだり、BCの間に潜りこんだり、そしてマフラーのように首にまでも絡んでくるのです。その動きがとっても面白く楽しいのです。実際は、ウツボに絡まれた人間模様が面白いのです。

もっと具体的に言えば、ウツボに絡まれたことに気がついた人の、マスク越しの目の表情が愉快なのです。

先日、小生の隣に居たアメリカ人男性は、ウツボに首を絡まれていたのです、でもマンタに気をとられぜんぜん気がつかなかったのですね。

そこで、心の中で「よしよし誰も彼に教えるな、数秒すればウツボは去ってしまうから大丈夫、もしウツボの存在に気がついたらパニックになるぞ!、おしえるな、おしえるな」と心の中で思っていたのです。

その期待は裏切られ、彼の友人が彼にウツボの存在を教えてしまったのです。今度は、「パニックになるぞ、あわてるぞ、ウツボを引っ張るぞ!」と予想していたのです。

しかし、また、その期待が裏切られ、なんと彼は非常に冷静で、ウツボの存在に気がつくと、自分のペットとの再会のようにマスク越しに笑みを浮かべているのです。

そして、自分の首をウツボをなでるかのように優しく動かしたのです。友人に自分のペットを自慢するかのようにうなずきながら目線で幸せ信号を送っているのです。

それには驚いてしまいました。そこで、やっぱりアメリカの人はウツボが好きなのだな、と再確認したのです。

実際は、90パーセントの人が驚いて、眼球が開くのですけどね。

ハワイ島のマンタナイトツアーとウツボツアーは、オーシャンスピリットダイビングハワイ

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