ハワイ島のマンタナイトツアーは、夜にマンタを見に行きます。
そんな訳で懐中電灯は必須のアイテムなのですね。ダイバーもスノーケラーも1人に1つずつ水中ライトを持って海に入ります。
ライト片手に夜の海を泳ぐのはとっても冒険心をくすぐるアクティビティーなのです。
子供の頃、夜、懐中電灯を片手に森の中、学校、お墓、お寺、神社を探険した時のワクワク心がよみがえってくるのです。
水中ライトを使って海の中を探険すると、もっと刺激的なのです。
ライトが照らせる範囲は限られているので、いろいろな生物が前触れも無く視界の中にビュンビュンと入ってきます。
もちろんマンタが突進してきます。そのほか、魚がライトに集まるプランクトンを食べに、次々に自分の顔の前にやってきます。
またまた、その魚を食べに、今度はウツボが「飯の時間だ!」といってやってきます。
ウツボが我々に急接近してきて、僕たちの首にマフラーのように絡んでくることもあるのですね。
特になにもしなければ、どっかへいってしまいますが、あまり気持ちのいいものではありません。
岩陰でじっと寝ている魚に、ライトセーバーのようにライトをあててしまうと、「眩しいな、おとなしく寝かせろ!」と魚の目が言っているのが解ります。
イセエビなどが穴から出てきて徘徊してしている姿は、戦車のようです。
岩をガツガツと登って降りて、左右の足の使い方が非常に戦車のキャタピラと似ていて、振り返る姿はまさしく三菱製の戦車なのです。硬いよろいもなるほど似ているのです。
夜の海にもしっかりいろいろなドラマがあっておもしろいのですね、これが。
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