木曜日, 5月 27, 2010

マンタの土俵

ハワイ島のマンタナイトは辛抱が必要な時もあるのです。

先日のマンタナイトダイビングでは、水の中で約20分ぼ~と魚とウツボの滝登りを見ながら待機。

やっとマンタが来たかと思ったら、我々の頭上を一周し、「今日はここまでよ!」と言いながら、暗闇へ消えていったのです。

幸運にも弊社のダイバーは、全員そのマンタを見られたのでよかったのです。

でも、他の船の暇つぶしにウツボをいじっていたダイバーは、見られなかったかもしれません。

一方、弊社のマンタシュノーケラーは水面から、かなりよくそのマンタを見られたらしいのです。

シュノーケルは機動力があり、燃料に限りが無いので、マンタの動きに合わせやすいのですね。このようなゲリラ戦ではシュノーケルのほうが有利なのです。

その日は、プランクトンが少なかったので、オーシャンスピリットダイバーチームは一番後に海の中に入ったのです。先行チームにマンタを集めてもらって、いいとこどりをしようとたくらんでいたのです。

日本の外交政策のような作戦をとったわけですね。でも、やっぱりマンタのほうが一枚上手だったのです。

マンタの土俵で戦うわけですから、人間は堪忍が必要かもしれません。

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