金曜日, 11月 13, 2009

ダイブキャディーさんと呼んでください

さて、先日、ハワイ島にて、3日間で11回のダイビングを楽しんだのです。

一緒にダイビングをしたお客様は、水中写真を本格的に撮る人達で、空気が無くなるまでシャッターチャンスを探しているこだわり派なのです。

聞くところによると、写真コンテストなどに出展し、かなりの好成績を残している実力派なのです。

水の中でも、動きにメリハリがあるのです。

面白い被写体があると、それに取り巻く、いろいろな条件、水深、流れ、うねり、時間、被写体の性格などを瞬時に計算し、体の動きを整え、息を整え、シャッターを切るのです。

その作業を見ていると、ゴルフの時、ボールの前でアドレスを構えるときのリズムに似ているのです。

ボールのライを見て、風を見て、地形を見て、方向をみて、そして、アドレスを整え、呼吸を整え、一発ショットに賭けるのです。

まったく、同じ動作なのです。

ゴルフボールが被写体(魚など)、ゴルフクラブがカメラ、風がうねりや波、バンカーが砂地、ラフがサンゴ、まさしく同じ状況なのです。

そのお客様は、まったくゴルフコースを回るように、ダイビングをしているのです。11回のダイビングですから、11番までコースを回ったことになります。

ガイドは、なにか面白いものを探し、これどうですか?と被写体の数を増やすのです。まるで、ゴルフボールを捜すキャディーさんと同じなのです。

小生は昔から思っているのですが、ダイビングガイドではなくて、ダイブキャディーさんと言うほうが好きなのです。

仕事の内容などは、ゴルフのキャディーさんとまったく同じなのです。ゴルファーとキャディーさんの精神的関係と、ダイバーとガイドの精神的関係も意外と近いものがあると思います。

ハワイ島の海の11番コースを回りながら、そんなことを考えたのです。

ハワイ島でダイビングキャディーが必要なら、オーシャンスピリットハワイ島
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