日曜日, 11月 22, 2009

海を見て、山を見て、考える。

今日はどうにもこうにも、久しぶりに本当にのんびりしたダイビングを、ハワイ島でした気がします。

朝から快晴で、波が無く、風がなく、透明度がむちゃくちゃよく、ダイビング雑誌のグラビアハワイ島特集記事のような日だったのです。

ライセンス取得のお客様と、リフレッシュコースのお客様と一緒に海をご一緒させていただいたのです。

幸運にも、イルカ、カメ、マンタ、とハワイ島の三大立役者と出会ってしまったのです。

我々の船の周りを、イルカが泳ぎ、亀が泳ぎ、マンタが泳いでいたのです。

船の上でコーヒーを飲みながら、ぼ~、と亀が息を吸いに水面に顔を出す姿を見ていたのです。

そして、「そこまで大きくなるには、いろいろ苦労と我慢があったのだろうな~」と勝ってに想像して心の中でそのデカ亀に語りかけていたのです。

イルカの群れも船に近づいてくるのです。

一見健康そうに見えるイルカ達でも、かれらはかれらで、いろいろ問題を抱えていて、「最近、腰が痛いとか、食欲がないとか、恋人ができないとか、悩んでいるのだろうか?」と勝ってに想像していたのです。

マンタも潮目に集まるプランクトンを、のんびりバクバクと大口で食べていたのです。

「君達は、マンタ(人)生の半分以上の時間を食べることに費やしているのだろう、毎日、腹いっぱい食うことだけを考え、海をさまよっているのだろう、餌は保障されないが、鎖につながれていない自由があるぞ!」と彼らにエールを送っていたのです。

特別、海洋生物や動物に特別な感情はないのですが、どうも仕事で付き合う取引先のような感じがして、擬人化した感情を持ってしまうのです。

特に、マンタ、イルカ、亀など、固体認識ができるので、「最近どうよ!久しぶりだね」と彼らに心の中で挨拶しているのです。

そんな考える時間がある、のんびりダイビングを提供していきたいな、と思うのです。

ハワイ島に来て頂いたお客様には、のんびり海や山を見ながら、いろいろ考え事をしたり、感性を磨いていただきたいのです。