(上記はその雑誌のタイアップ広告の宣伝文句をパクッテ弊社のタイアップ広告枠を作ってみたのです。)
さて、この間お客さんが持ってきてくれた、ある日本のダイビング雑誌を国語の教科書を読むように熟読したのです。10年以上もこの手の雑誌を読んでいないのです。
その雑誌は、表紙を含め、196ページ、880円です。
内訳は、広告ページ81ページ。グラビアタイアップ広告71ページ。ダイビング技術復習ページ(カメラ、ダイブコンピューター、その他)8ページ。魚、海、自然関係の学者先生のページ14ページ。残りは、その他雑誌情報、ニュース、などなど。
やっぱり、広告とグラビアタイアップでほとんどを締めているのです。それらの記事は、二重にタイアップしているので、ダイビング雑誌は旅行雑誌であることがわかります。
タイアップ広告は二つです。海外向けと国内向けです。
海外の旅行地では、グラビアアイドルという女の子が登場し、水着で地元の子供と戯れる写真があるのです。
「多分、その辺の子供を捕まえて、適当にカメラのほうを見て!」と一瞬の出来事で、特に”戯れる”などという地元民とのふれあいなど実際はないのです。
もうひとつは、子供のふれあい写真と対照的で、そのグラビアアイドルが、大人雰囲気のドレスを着て、大人雰囲気のレストランに行くのです。
そして、そこのボーイやシェフと会話をしている風の写真があるのです。「記事には、セレブがよくいくお店」などとしているのです。
両者とも昔からあるスタイルなのです。
一方、国内旅行地向けの編集では、きまって、地元ガイドやダイビングショップの社長などが出てきて、水の中、陸上で、おどけてみせて、漫才師の登場のような写真があるのです。そして、「初心者大歓迎で~す。」と。
その次は、地元のダイビング関係者が、海をバックに横顔写真、あたかも海を眺めている姿です。そして、「ガイド歴30年、この海を知り尽くしたスーパーガイド、初心者には優しく、マクロ派には的確なアドバイス。」と。
両者とも昔からあるスタイルなのです。そしてピースサイン写真の無いダイビング雑誌はないのです。
ちょっと長くなりますが、これまた感激したことがあるのです。ある水中カメラメーカーの広告では、岩城滉一さんが現役でカメラのセールスをしているのです。
岩城さんといえば、いろいろ水陸両々のスポーツマンアクターです。ファン年齢層としては、今の45歳以上の人たちのあこがれ男なのです。
今現在、ダイビングを世界中で楽しんで、高額な水中カメラを買える層というのは、やっぱり、40歳以上なのです。なので、登用は妥当な線だと思うのです。岩城さんにはいつまでもガンバッテ欲しいものです。
本当は、「ダイビング雑誌の広告収入と発行部数の損益分岐点」というテーマだったのですが、岩城さんが笑顔でカメラを売っているので、やめました。
どなたか、弊社とのタイアップ広告記事書いてください。お願いします!!