木曜日, 8月 25, 2011

ハワイ島へイルカのオリンピックを誘致しよう

先日、イルカの赤ちゃんが生まれた、という話を聞いたのでどれどれどんなものか、とハワイ島のあるホテルにイルカを見に行った。

ハワイ島イルカ
(イルカオリンピック出場予選は、100キロの遠泳です。オレはいやだ辞退する!)

そこはイルカを調教していて、イルカが泳ぐプールに寄っていくことができイルカを観察することができます。

毎日海で見ている野生のイルカとは種類が違う奴で、体に傷もなくお肌の手入れもしっかりされていて、なかなかほっそりとした健康そうなかわいい彼等なのです。

そこで、彼等が泳ぐ姿を見てフト頭をよぎったのが、プールイルカの体力はどれほどのものか?ってことです。

居酒屋の生簀に飼われている魚やエビカニはすぐ痩せてしまいます。(生簀が新鮮でうまいという店の看板になっているところがありますが、なので実際生簀の魚はそんなにうまくない。)

釣った魚には餌をやらない居酒屋と違って、イルカの調教には餌が必要です。カロリーも管理されて極端に痩せることもなく肥ることもなく偏食になることもないと思いますけど。

運動量も多分管理されていて、毎日、動物専任のパーソナルトレーナーがいて、今日は有酸素で明日は筋トレだとやっていることでしょう。

でも、プールイルカは動物社会で個体の絶対優越を決める餌を探し獲る体力を必要としないのでやっぱりイルカのオリンピックをしたら、ニュージーランド沖代表でメダル取ったら一年分の餌がもらえます、というハングリーイルカ達には負けるだろうなあ。

唯一メダルを取れる種目は、飛び込み系、ダンス系、乗馬系(人間がイルカに乗って操る系)、体操系、などなど、見た目で決まる競技は優位ですね。

ハワイ島プール
(人間のプールのほうが楽しそうだ、イルカプールにはすべり台もないし、ジャクジーもないぞ!)

さて人間は、といいますと、最近アメリカで人気であっちこっちに出来ている、人間のダイエット施設があります。

プールイルカのように環境管理されて食うもの飲むものも制御されて、運動量もしっかりノルマがあって、そんな自己管理にお金を払うのです。

まあ問題は、施設を出たあとで、誰も見ていなければ怠惰になれるのが人間の特権で美徳なのです。

「あああ、やっぱり環境教育が大切なのだなあ、とイルカが教えてくれているぞ」とイルカプールの水面に反射して映る自分の顔とプールイルカの顔が重なり合うのを眺めながら。

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