水曜日, 6月 03, 2009

人間関係に見るイルカとの距離

ハワイ島でイルカと泳ぐ時、いつも思うのですが、イルカとの距離感は人間関係のそれと一緒のような気がするのです。

要するに、“来るもの拒まず、去るもの追わず”だと思うのです。なので、イルカといい関係を長く保つには、いい距離感(間合い)を取ることが必要ですね。

人間関係も同じですが、自分は人に好かれていると思って、相手との距離(間合い)が近いと勘違いすると、知らぬ間に嫌われているのです。馴れ馴れしい、という奴です。

イルカとの距離も一緒で、ドルフィンスイム中、イルカとの距離が非常に近くなることがあります。調子に乗りこちらから余計に近寄ると、イルカに嫌がられるのです。

海の中は彼らの領土なので、彼らの流儀に従うしかないのです。イルカの顔色を伺いながら一緒に泳ぐのです。

幸運なことに、弊社でドルフィンスイムを楽しむお客様は、忙しい仕事の中、上司、部下、取引先、奥さん、旦那さん、子供の顔色をうかがい、微妙なタイミングで休みを取り、ハワイ島に遊びにいらっしゃるので、その辺のイルカ関係を築くことも上手なのです。

イルカに限らず、動物全てに当てはまることですね。人間が動物と仲が良いと思っていても、世界中で、飼い犬に噛まれたり、飼いライオンに噛まれたり、飼い象に踏まれたりすることがあるのです。

餌をやっていても噛まれるのです、まして野生の動物となると、それ以上に関係を築くことは難しいのですね。

ま、人間と動物の一生の課題なのです。だから面白いのですけどね。

人間関係に疲れたら、ハワイ島でイルカ関係を築いてみましょう。http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm

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