先日のハワイ島でのマンタナイトツアーでは、光柱の中にハワイアンモンクシールが突っ込んで来ました。
ハワイアンモンクシールとは、ハワイの固有アザラシです。絶滅危惧種で、毎年10パーセント減っていると考えられているみたいです(National Geographic)。詳しくは、こちらへどうぞ。http://bit.ly/fyQrR
まったく、彼の出現は期待していなかったのです。水面でくるくる動いてる何かがいるぞ!多分、ビール腹のスノーケラーが水面でクルクル回っているのだろうと思っていたのです。
しかし、よく見るとひげが生えていて、ビール腹のおやじさんではできない身のこなしをするので、モンクシールだと確認できたのです。
多分、彼は、光に集まってきた魚を獲りにきたのかも知れません、でも、人間が海底で輪になってたむろしているので、なにか宗教儀式の前触れかと、予感して「触らぬ神に祟りなし」、と去っていったと思います。
マンタナイトダイブは、マンタが主役ですが、辺りをよく観察するといろいろ出現するのです。基本的にはナイトダイビングなので、夜行性の動物が現れます。
人気のウツボ、最近は、イカがよくいます、きらきら光を出しながら泳いでいるのです。大きなイセエビもでてきます。昼間は活発に活動している魚が岩にへばりついていたり、昼間見ない魚や甲殻類が夜な夜な出てきて徘徊するのです。
なので、最近は、マンタナイトの行き帰りに少し時間を作り、”普通のナイトダイビング”を楽しんでいるのです。
弊社のハワイ島のナイトマンタツアーです。http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm