火曜日, 6月 23, 2009

ハワイ島、ネオアマチュアイズム


(弊社のお客様、きよみさん、の写真です。砂から目を出し偵察しているタコでしょうかね?? 題名が、who are you?です。)

最近は、お客様のほとんどが、水中カメラを持参で各ツアーに参加されます。ハワイ島でのファンダイビングでは、深いダイビングや泳ぎまわることをあまりしないので、カメラ、ダイビング初心者でもゆっくり写真が撮れます。

水の中で機関銃のように撮影しているランボー風のお客様もいれば、サンゴに身を潜めて、一発一撃を狙っているスナイパーカメラマンもいらっしゃいます。

安価なデジタル水中カメラのおかげで、水中でも陸上と変わらないスナップ記念撮影が気軽にできるのです。

そのせいもあって、今、人々は写真フレームにいれるような芸術写真など期待していなく、むしろ、皆さんが見たがる写真は、昨日の新鮮な行き当たりばったりデジカメスナップ写真なのです。

例えば、時間に余裕のあるダイビングショップなのでは、夕方皆さんでログ付けなどをしていると聞いています。みんなで撮りあった写真を見せ合い、「そういえばそんな魚いたね、綺麗だったね!」、とそれでおしまい、デリートなのです。

ネオアマチュアイズムってところでしょうか。

デジカメ時代は、写真一枚の寿命が短いのです。デジカメ写真を紙にプリントする人は今いないでしょう、写真共有サイトや、フェースブック、ブログなどでちょっと使って、”今日の一枚”として貼り付けるだけです。本当に、写真の寿命は一日なのです。

要するに、今の時代、カメラは”思い出”を撮るものではなく、”今”を撮るものなのですね。

水中デジタルカメラを買って遊びましょう。そして、ハワイ島の海でも陸でも撮った写真を写真共有サイトにアップして、その時一緒に参加した人たちと、今度はネット上で写真を見せ合えれば、面白いものです。

その辺の仕組みを弊社で作っていきますので、なにかいいサイトや運営のヒントなどありましたら、教えてください。

とりあえず、弊社の写真サイトです。FlickrTwitpicです。