日曜日, 1月 04, 2009

2008年10月のブログ

9月28日 熱帯魚飼育は大変です

さて、ハワイ島も月末です。ブログノルマを見ると、後3回残っています。最後の1回は月末のご挨拶と決まっております。あと2回の話題を下書きの中から探して書いていくことにしました。

今月気が付いたのですが、ハワイ島でのダイビング中に見る魚に結構金銭的価値がある事に気が付きました。

観賞用熱帯魚です。今月、とっても熱帯魚飼育の好きなお客様とハワイ島でのダイビングをご一緒させていただいたのです。いろいろハワイ島の熱帯魚の話や熱帯魚産業の裏の話などを聞いて、なるほどと思うことがたくさんありました。いろいろ面白い事を聞いたのですが、内緒です。

一般的に、ハワイ島の固有種はとっても値が張るのです。ある希少な魚となると、数十万という値で取引されるのです。

それを聞いてから、海でその魚に会うと、水の中で、1万円札や100ドル札にヒレが付いて泳いでいるように見えるのです。

小生は、水槽が欲しいと思った事はありますが、魚を飼うことはしていないのです。水槽や、ろ過器具も進化して、手入れが楽になったと思いますが、自分の世話と餌で手がいっぱいなのです。

レストラン、バー、歯医者さん(なぜか歯医者さんの受付に水槽がある事が多い)で、いろいろ水槽の展示を見てきましたが、今でも憶えている中で一番すごいのは、ラスベガスのMGMホテルのレストランの水槽です。

そのレストランの名前は忘れましたが、筒状の背の高い水槽に熱帯魚が満載で、それを取り囲むように、テーブルがあるのです。そのテーブルセットが、レストラン中にいっぱいあるのです。円柱状の水槽が店いっぱいに氷柱みたいにあるのです。

最悪な水槽は、アメリカのある州のフュージョン日本食レストランの水槽です。今はそのお店ありません。寿司屋タイプのカウンターがあって、その寿司職人の後ろに水槽があります。でも、それは生簀で鯛が入っているのではなく、観賞用の水槽なのです。

その上、その魚は、アマゾン産とか、どっかの熱帯淡水魚らしく、魚がグロテスクなのです。お客は、カウンターに座り、配色の悪いなまずとも言わず、うなぎとも言わない魚を見ながら寿司を食べるのです。

日本人だから、へんに思うのかもしれません。アメリカ人が見てどう思うのかを知りたかったものです。それが原因かどうかわかりませんが、その店無くなってしまいました。

9月30日 看板をどうしようか?

宣伝広告も課題なのですが、弊社の案内看板も問題なのです。弊社への進入道路へ入る入り口はわかりずらく、多くのお客様が通りすぎてしまいます。
 
特に、今は弊社の近くにモールができ始めています、その上、ハイウエイを二車線への拡張工事も進んでいて、かなり道の様子が変わってきているのです。工事中の箇所もいっぱいあり、日によって車線への規制がちがうので迷いやすいのです。

コナで看板を立てるのも、以外と簡単そうで、簡単ではないのです。聞いたところによると、条例によりあまり看板を大きくたてられないらしいのです、書面で確かめたわけではないのですが。景観への配慮だそうです。

言われてみると、コナ近辺のお店の看板は、以外と折りたたみ式が多いのです。朝お店の人が出勤と同時に、路肩へ看板を立て、帰るときにしまうことのできる看板です。

また、弊社の倉庫管理会社でもあまり看板を立てることには前向きではなく、近所のお店の看板は、黙視しているそうです。お互い看板の話題には触れずにここまできているらしいのです。

いすれにせよ、近々なんらかの形で、その入り口近くに、案内を立てようと思います。

看板の話題で1つ。文化の違いというものは、看板によく表れるような気がします。日本は看板天国だと思いますね。いたるところに看板だらけです。国道を走ると、目線の山々や家の屋根に必ず看板があります。商品や会社の広告がほとんどです。首都高速しかり、田舎の国道でもです。

また、誘導看板がすごく行き届いています。高速のインターを降りると必ずゴルフ場、観光地、レストランの誘導看板が読めないくらいに並んでいます。“右折5K”、“左折5キロ”、などなど。その5キロ地点に着くと、今度は、“ここから3キロ左折”、などなどきちんど誘導してくれます。

マクドナルドやコンビ二の看板は、5k前から、“コンビ二、ATM、トイレあり”と誘導してくれます。

一方、北米は以外と看板は少ないです、あと小さいです。国立公園の入り口でさえ小さな看板で、知らないうちに公園に入っていたということがたくさんあります。誘導看板など、カジノ近辺以外はありません。立派なレストランでも、小さなこじんまりした看板で、電飾などありません。

日本では親切おせっかい看板が多く、迷うにも迷えません。でも、ナビゲーションシステムは多分、日本の車には新車の8割は付いているでしょう。すくなくともアメリカより普及しています。

看板が少なく、迷ってばっかりのアメリカです。しかし、普通の人はナビゲーションシステムはほとんど使っていません。

これはなぜなのでしょう。

9月30日 9月末のご挨拶

拝啓
初秋の候、みなさまますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

さて、9月の営業も無事締めることができました。お越しくださったお客様、誠にありがとうございました。楽しい思い出ありがとうございます。また、弊社ブログ読者の方、とっても感謝しております。今後とも楽しい話題づくりと企画、サービス向上に努めたいと思います。

9月も忙しい月となりました。正確な数字は集計中ですが、売上げ、粗利、動員人数、ともに前年比プラスマイナスゼロといったところだと思います。

日々の営業目標としては、船の出港回数の向上と、できるだけ満員に近い形での出港です。粗利重視の営業で、お客様個別の需要に応えるサービス向上と、設備向上での還元を考えております。

つきましては、お客様みなさまでお誘いの上弊社をご利用ください。ダイバーでもダイバーでなくても、1つ船の上で楽しめるよう柔軟性をもって営業していきたいと思います。また、その柔軟性が弊社の差別化だと信じております。

今月、9月もオーシャンスピリットダイビングサービスをご利用いただき誠にありがとうございました。10月もよろしくご贔屓の程よろしくお願いいたします。

敬具


10月6日 Dr.看護婦さんを応援します

さて、10月です。今月もよろしくお願いいたします。おかげさまで毎日お仕事いただいております。

ところで、最近、ハワイ島では看護婦さんのお客様がとっても増えています。喜ばしい限りです。

人間に生まれたら、大統領でも、殿様でも、絶対、看護婦さんにはお世話になるわけで、病院に行くと、お医者さんより看護婦さんとの時間が多いのです。頭が上がらないのです。

そんな借りのある看護婦さんに楽しい時間を過ごしていただける事が、とっても
楽しいのです。個人的には感謝、感謝と思うのです。

経済的には、最近、ハワイ島などお金のかかるところで遊ぼうと思うと、ある程度の過分所得が必要になると思います。80年台は、1部上場会社の正社員OLなら遊べる時代でした。

でも、今は、OLと言う言葉は、派遣という言葉に書き換えられ、自分の時間の切り売り的雇用が主流なので、なかなか過分所得を捻出しずらいと思いますね。これは、男の雇用にも言えることです。

なので、看護婦さんに代表される、プロ技術職じゃないとしっかり遊べなくなってきている世の中なのです。

そんな中、看護婦さんと言うプロの職業に対する人々の態度が変わってきているのです。未来の雇用を予測するある本で読んだのですが、“付加価値看護婦さん”と言う職業が高ランキングなのです。

付加価値看護婦さんというのは、高度な専門知識を持って、専門の処置をできる看護婦さんです。

小生が学生のころ、生物化学兵器の授業に、たくさん現役の看護婦さんがクラスに居ました。

なんで看護婦さんがそんな授業にでるのか聞くと、アメリカの都市部ではテロ対策に、毒ガス処置を出来る医者や看護婦さんが必要になり、そんな知識があると優遇されるらしいのです。彼女たちは、日本軍の731部隊の歴史を同時に勉強するのです。

これは1つの例ですが、お医者さんだけではなく、看護婦さんもみなさんその世界のDrを目指していて、“Dr.看護婦さん”でがんばっているのです。

看護婦さんのお客さまに出会うとこんなこと考えるのです。

10月7日 ハワイ島のホテルは高いか安いか?

ちょっと前の新聞に、ハワイ島のホテルのリストがありましたので、遊び半分で計算をしてみました。それは、“ホテルのサービスは値段に比例する”という仮説を検証してみました。1部屋当りの従業員数が多いほど高サービスが期待できるという前提です。

そのリストには、ハワイ島の有名ホテル9つの部屋数、従業員数、価格帯があります。

それらを使ってみます。最初に計算するのは、1部屋に対する従業員の割合です、式は全従業員数÷部屋数―①。次に、その結果①と価格帯の相関関係-②を見てみます。

結論は、1部屋に対する従業員数が多いホテルは値段が高いと言うことです。相関関係②の0.83は右肩上がりの一次方程式方に近い数字です。

例えば、表のフォーシーズンホテルは、①が2.41です。1部屋当り2.41人の従業員がいます、1部屋2人のゲストとして、1人のゲストに1人以上の従業員がサービスすることになります。

一方、キングカメハメハホテルの①は、0.37です。1部屋あたり0.37人の従業員です。1人の従業員で、5.4人のゲストにサービスするのです。

いろいろホテルの噂を聞きますが、当たり前の事ですが安くて快適なホテルは無いのです。ホテル選びの参考にしてください。


ホテル 全従業員数 部屋数 ①割合 *値段
Hilton Waikoloa Village 1200 1240 0.967742 229
The Fairmont Orchid, Hawaii 900 540 1.666667 399
Mauna Lani Resort 785 343 2.28863 445
Hapuna Beach Prince Hotel at Mauna Kea Resort  650 351 1.851852 415
Four Seasons Resort Hualalai 587 243 2.415638 725
Kona Village Resort  275 125 2.2 660
Sheraton keauhou Bay Resort & Spa 249 521 0.477927 350
Keahou Beach Resort  175 309 0.566343 309
King Kamehameha's Kona Beach Hotel  171 460 0.371739 190
相関関係②:0.832599
(Source:Pacific Business News *値段は価格帯の最低の値段)

10月9日 アイアンマンとアイアンマン

まず最初に前者のアイアンマンのお話です。ハワイ島のコナではアイアンマントライアスロン関係者が増え、それに関わる宣伝も大きくなってきています。町はアイアンマン特需を狙う商店街がお客を誘致するために必死なのです。

しかし、ハワイ島コナでは、クルーズ船の御上りさん観光客を誘致するにも苦労している現状で、旅慣れしたアイアンマンにお金を落とさせるのは難しいと思います。

観光協会のデータ上での経済効果はあるでしょうが、小売で、アイアンマン特需に恩恵を受けるのは、コスコとウォールマートぐらいだと思います。その二つはアイアンマン特需を期待しなくても、すでに1人勝ちなのです。

アイアンマンたちは、自分の地元と同じ間取りのウォルマートで比較的値段格差の少ない商品を買うのです。いつも行ってるコスコで作ったメンバースカードを利用して、ハワイ島コスコでアイアンマン仲間と割勘で買物をするのです。

クルーズ船の観光客も、港からの巡回バスでウォルマートに行き、カップラーメンを箱で買い、クルーズ船の部屋で楽しむのです。日本からの観光客も買物は全てウォルマートで済ませるのです。駐車場も大きく、トイレも自由に使えるので、ハワイ島の駆け込み寺的存在なのです。

自転車屋さんの看板も道に出てきました。でもアイアンマンたちは、緊急事態を想定して、自転車の部品など全て持ち込んでいるのです。流通事情の悪いハワイ島の自転車屋に期待などしていないのです。

アイアンマンの財布は鉄のように硬いのです。

でも、アイアンマンレースは汗と情熱と感動のイベントです。アイアンマンたちが自転車で信号無視しても、車道の真ん中を走って車の運転の邪魔をしても、地元の人間は優しく迎え入れるのです。

ま、“役所は喜んでも、町は喜ばず”というどこでもある話なのです。

さて後者のアイアンマンのお話です。それは映画のアイアンマンなのです。鉄人28号ではなくて、アメリカのロボットアニメの映画化です。

アメリカでは劇場上映が終わり、DVDが発売されました。日本でも公開していると思いますが、見ていない人がいたら見てください。一押し映画です。

内容は書けませんが、ロバート・ダウニー・Jr演じる主役のトニー・スタークがめちゃくちゃかっこいいのです。男なら憧れてしまうのです。

男なら欲しくなるおもちゃがいろいろでてくるので、007を楽しめる人なら、アイアンマンも好きになれると思います。スパイダーマンよりも、大人が楽しめるコミック映画だと思います。

いすれにせよ、小生は、両方のアイアンマンに憧れるだけで、アイアンマンには成れないのです。


10月9日 ナイトマンタスノーケルは闘魂プロレス

ひさしぶりにハワイ島のマンタナイトスノーケルに参加しました。小生は、圧倒的にナイトマンタダイビングという水中からマンタを見るツアーに参加する数が多いのです。

でも、この間は、弊社のナイトマンタツアーがスノーケル(シュノーケル、どっちが正しいのだろう?)のお客様だけでしたので、小生は、ひょこひょことお客様について行きました。

噂には聞いていましたが、ナイトマンタスノーケルの会場はプロレスリングなのです。無差別無性別無国籍級レスリングなのです。多い時には、30人以上の無差別級が一所に集まり、水面下のマンタを観察するのです。

でも、その観察の仕方には、水族館やパンダの展示みたいな、整理券を手に“順序よく見ましょう”という秩序はまったくありません。そんな、コナ空港沖特設リングには、レフリーは居ません、マンタへのお触りはだめよ!とういルールだけで熱い戦いが繰り広げられるのです。

スノーケラーは水面下のマンタたちに気をとられ、周りの状況を気にしていないのです。別に戦闘意欲があるわけではないのですが、マンタの動きに会わせて体を動かすと、それが、自然と頭突き攻撃になり、フィンキック、エルボー、チョップなど技が繰り広げられるのです。最悪な技は、白人おばちゃん必殺のヒップアタックなのです。

そして、我々、海魂日本連合の女子レスラーも負けてはいなのです、もちろん体重や体格では敵いませんが、テクニックとスバヤサを武器に、そんな攻撃をスラリとかわし、マンタとの位置をじりじりと詰めていくのです。

最近は、日本女性はスポーツの国際舞台でたくさん活躍しています。そのマンタプロレスを見る限り、納得いくのです。小生は、場外乱闘を恐れ隠れてそんな事を考えていたのです。

マンタナイトツアーの感動を言葉で表すのは難しいのですが、“この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、迷わず行けよ、行けば解かるさ、ワン、ツー、スリー、ダーーーー”なのです。

マンタナイトツアーは“行けば解かるさ”なのです。

10月12日 トライアスロンの本当のつらさ

ハワイ島コナでのアイアンマンレースが終わりました。翌日、レースに参加された選手たちと一緒にダイビングを楽しみました。

いろいろお話を聞くと、大変なのです。レースや練習で走ったり、泳いだり、自転車を漕いだりする苦しさの裏に、もっといろいろ大変なことがあるようです。

まず第一に、それに費やす時間作りですね。トライアスロンのレースは長時間に及びます。ハワイ島コナのアイアンマンレースでも、10時間以上のレース時間です。また、トライアスロンなどの開催地は辺境地がおおいです。島、山、湖など、開催地まで移動に時間がかかります。

なので、基本的に日帰りで参加はできません。最低でも、3日必要です。つまり、週末では出来ないのです。会社員であれば、休まなくてはいけません。

レースに出るだけでかなり時間が必要です。

その上、その練習時間も膨大に必要です。毎日練習することは必須でしょう。プールに泳ぎに行かなくてはなりません。でも、混んでますので、都市型のプールであれば自分のペースで長距離泳ぐことは基本的に無理です。練習方法を考えたり、空いている時間帯を探すなど工夫が必要です。

自転車や走りの練習も、会社まで自転車を漕いでいけばいいというものではなくて、負荷をかけながらなので、まとまった時間やコースが必要です。どこでも走れるわけではなく、交通事情によっては、自転車はとっても危険です。

ちょっと前の新聞のコラムに書いてありましたが、ちょっとしたサラリーマン選手になると、毎日、4時に起きて、出社前に走り、昼休みに泳いで、家に帰って夜中自転車の練習をするらしいです。1分1秒、どう練習時間を作るかを考えているそうです。逆にそれが、仕事の効率化を考えるようになり、相乗効果で仕事もトライアスロンも良い結果がでるそうです。

小生の友人にも、そんな奴がいて、自転車は天候が悪いと走れないので、部屋の中で自転車を漕げるように、タイヤの下にローラーを入れて、ねずみのオモチャのようにテレビを見ながら漕いでいました。

つまり、トライアスロンは時間との戦いなのだと思いましたね。レースのタイムを縮める事も大変なのですが、それより、その為に、仕事の時間を効率よく縮めて、練習時間やレースの時間を捻出するほうがもっと大変な事のような気がします。

10月14日 カツ丼と高倉健

この間、ひさしぶりにカツ丼を食べたのです。多分、最後に食べたのは4,5年前だと思います。ハワイ島コナのある日本料理店のカツ丼なのですが、めちゃくちゃうまいのです。取締役も食べたのですが、二人でうまいうまいと残さず食べてしまいました。

前回食べたカツ丼は、自分で作ったカツ丼だと思います。ルームメートと一緒に住んでいた時代は、たまにカツ丼を作っていたのです。カツ丼と鳥のから揚げは人種を問わず以外と誰でも食べられるのです。

鳥のから揚げは何も細工なしに、肉を食べる外国の人ならそのまま食べられます。ケチャップやマヨネーズを一緒にすればまず問題ないでしょう。

誰でも食べられるよう、カツ丼は丼ではなく、カツ皿にします。しかもつゆだくです。しるをいっぱいつくります。ご飯、パン、ジャガイモ、野菜を添えて終わりです。ご飯でもパンでも、選択でそのしるにつけて食べるのです。

カツ丼を食べると二つの事を考えます。1つは、外国の日本料理店におけるカツどんの位置付けには論争があるのです(小生の定義の中だけですが)。アメリカの日本食レストランでカツ丼を提供するところが以外と少ないのです。日本食の王様のカツどんが、Japaneseと看板を出している店にないのです。

それは、フュージョンレストランといって、“日本色レストラン”なのです。日本色に染めた韓国料理であったり、中国料理、または、西洋料理なのです。

そんなところでは、ビニール手袋お手製のすしや料理の鉄人まがいの融合料理に焦点を置くため、完成されたカツ丼は無視されがちなのです。なので、本物の日本食店に行かないと本物のネイティブカツ丼にはありつけないのです。

日本色か日本食かを見分けるにはカツ丼がキーなのです。寿司の味では解からないのです。私見ですけどね!!

二つ目は、高倉健とカツ丼の関係です。それは、映画、幸せの黄色いハンカチで、健さんが、刑務所でのお努めを終え、食堂で、カツ丼、醤油ラーメン、とビールをたのむのです。ビールを飲む前に、健さんがビールのコップを「ぎゅ」と握って、頭を右に45度傾け背筋を伸ばし、感慨深くじっと見つめるのです。その後、一気に飲み干します。とってもいいシーンです。

その後、カツ丼とラーメンが出てきて、画面いっぱいにカツ丼とラーメンが並んでいるシーンがあるのです。それをまた健さんが感慨深く、「ながかったな~」と見つめるのです。名場面ですね。

噂によると、健さんはこのシーンを撮る為に、2,3日食事を抜いたそうです。役作りの為に。

なので、刑務所に入らなくても、外国にいる日本人なら時が空けば必ず食べたくなるのはカツ丼なのです。

10月17日 ハワイ島旅行の落とし穴

2,3日前の新聞に“バケーションレンタルの落し穴”と言う題名で記事がありました。要約すると、家族で旅行するために、安い家のレンタルをして、実際、行ってみると滞在できる環境ではなく、ホテルに泊まりなおし、余計な出費をしたと言う話です。なので、賢く利用しましょうということです。どこでもいつでもある話です。安物買いの銭失いの例です。

それによると、バケーションレンタルは、二つの仕組みに分かれ、不動産のオーナーが直接レンタルするケース、安い傾向にあるが、リスクは両者のお話次第です。落し穴は、基本的にオーナーは良い事しか言わないので、隣の家の犬がうるさいとは言わないのです。

もう1つは、マネージメント会社がオーナーに代わりレンタル運用をするタイプ。値段は高い傾向にあるが、一定の品質調整をしているので、値段に比例してリスクが発生することですね。落し穴は、安かろう悪かろうです。

もう1つの落し穴は、両者、オーナー型、マネージメント型のレンタルの集合ウェブサイトもあります。そこに、レンタル者の証言とありますが、ウェブサイト運営会社の検閲作業があるので、良い証言しか書いてないのです。写真も良い写真しか貼り付けていないのです。この辺はダイビング会社も一緒ですね。

よくある話しですが、窓いっぱいに海が見えても、隣の家の隙間から海が10センチ見えただけでも、それはオーシャンビューの部屋なのです。イルカのツアーでも、一匹のイルカと遭遇し一緒に泳げなくても、300匹のイルカと出くわし、たくさん一緒に泳げても、“イルカツアーイルカ遭遇率90パーセント!”なのです。

インターネットが発達している世の中、旅行の情報を詳しく知ることが出来る一方、落し穴だらけなのです。諸刃の剣なのです。

それはどうでも、弊社でもバケーションレンタルやホテルの手配などしています。弊社の取締役は不動産運用の資格など持っており、今や、その辺の手配も、弊社の主な商品となってきているのです。落し穴が無いとはいえませんが、落し穴があったら埋める努力をしていくつもりです。お問合せください。

references
H, Michlle. (October5, 2008). Skirting the Pitfalls of Private Rentals. The New York Times.


10月21日 良い会社の良い社員旅行

日本企業の社員旅行は陳腐化しているのでしょうか?よく聞くことは、会社も社員旅行をなくし、別な形で福利厚生を充実させているらしいですね。会社の中でも、社員旅行賛成派と反対派に分かれていることでしょう。

社員旅行賛成古典派の理由ずけは、社員間の親睦を深める為とか、社員に新たな経験をしてもらうとか、または、日本企業の伝統で、年一回、旅行の真ん中の日に宴会をしなくちゃいけない!幹事は宴会場予約の際、椅子の宴会場ではなくて、畳の宴会場を用意し、みんなが自由に動き回れ、ビールを注いで回れるようにしなくてはいけないのです。参加者は浴衣着用義務などもあるのです。社員旅行は仕事だ!と教わるのです。

社員旅行反対ルネッサンス派は、会社は営利企業なので、社員間の集合的親睦や報酬など必要なく、個人の生産性が重要視されるべきで、それにあった補償を個人で請けるというイデオロギーで働いているのです。社員旅行に対する言い分は、その日を休みにしろとか、その分をお金でくれとか言うのです。

そんな両者はまったく共通点がないのですが、唯一の同意点は、会社の経費で飲み食いすることには大賛成なのです。

ハワイ島にも社員旅行で訪れ、弊社のツアーにも参加いただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。

そんなツアー中に、社員旅行を主催する社長の方、または参加する社員の方、両方の言い分を聞くことができるのです。賢く元気がある会社は、古典派、ルネッサンス派の言い分を取り入れ、旅行地選択型、社員企画稟議型など、社員が前向きに参加できるよういろいろ考えているのです。

最近の日本企業の社員旅行のあり方も変わってきていて、だいぶ社員旅行の民主化が進んでいるのだな~と思うのです。

いずれにせよ、会社のお金でハワイ島にいらしたら、できるだけ遊んだほうが勝ちだと思うのです。少し前に弊社で遊んでくれた、社員旅行中のさわやか社員たちと出会ってそんなこと考えるのです。彼女たちは自分の会社にとっても感謝していて、時間を惜しんでハワイ島を楽しんでいたのです。

とってもいい会社で、しっかりしたリーダーがいるのだな~と思いましたね。社長と対談をしてみたいですね。


10月23日 ホノルルのガハハタクシー

先日、用があってひさしぶりにホノルルに行ったのです。ホノルルは好きな町の1つなので、たまに行くと面白い発見があるのです。

空港から町までタクシーを利用したのです。そこで乗り合わせたタクシードライバーが面白いおっさんで、発する言葉の最後に、必ず「ガハハ」と笑い声をつけるのです。「どこいくの?ガハハ」、「どっからきた?がはは」、「今日の予定は?ガハハ」のように、笑いのピリオドを付けるのです。

その日は、日帰りで用事を全て消化しようと思っていたので、そのガハハタクシーが、小生の運転を一日してくれることになったのです。

最初の場所で、約束まで時間があったので、コンビ二でコーヒーを買い、駐車場でおっさんとガハハ談義をしたのです。彼は、30年前にフィリピンからハワイに来たらしく、ま、いろいろ仕事を転々とし、最近、半分リタイヤでタクシードライバーをやっているようです。自己紹介代わりにお互いの身の上を話したのです。

ホノルルのタクシー業界も大変らしく、最近はタクシーに乗る人がものすごく少なくなったらしいのです。彼によると、観光客はほとんどタクシーを使わず、レンタカーを使います。日本の観光客は町の中で専用バスも通っており、タクシーなど使いません。住んでいる町の人はバスを使います。タクシーの出番が無くなっているのです。

タクシーを使う人は、アメリカ本土から短時間で仕事でくる人たちや、他の島から来た人間が多いらしいのです。そういう人は、ホノルルでの用事をまとめて1日や短時間で消化しようとするので、時間優先の為、タクシーを使うらしいのです。

なので、彼は、朝一番で空港に行き、お客の予定を聞き、1日お抱えの提案をするそうです。なので、1日同じお客の運転をする営業戦略なのです。
お客が仕事中に外で待っていたほうが、今は、新しい客を探すより効率がいいらしいのです。

タクシーを使う人の絶対数が減っている以上、タクシーを使うお客から繰り返し利用してもらうほうがよっぽど効率がいいのです。囲い込み戦略なのです。

その話を聞いて、アラモアナセンターで、タクシー乗り場を観察していたのですが、まったく乗る人がいないのです。タクシーを待っている人より、お客を待っているタクシーのほうが多いのです。時間帯もあるでしょうが、素人目にも、モールの人の数を考えてみてもタクシーの回転率はけして良いとはいえないでしょう。

なぜなら、その横で、日本からのお客様は、無料バスを長蛇の列でまっているのです。「そんなに待つならタクシーを使って帰ろう」と言う人が1人としていないのです。

そんな事を考えていると、そのガハハドライバーは遠くから手を振り、たくさん待っているタクシーを飛び越えて、小生を拾っていくのです。

帰り空港に向かう車中、彼は30年ハワイにいて、いろいろ大変な事が多かったけどアメリカには感謝しているようです。でも、やっぱりフィリピンには未練があって帰っても良いかなと最近思っているようですね。やっぱり帰る国があるって言うことは重要なことなのです。

帰りの飛行機で、小生の横の座席の、日本のスポーツ新聞を盗み読みすると、プロゴルファーの丸山選手がアメリカのシードをあきらめて、来年は日本のツアーに復帰する記事を読みました。残念だなーと思うのですね。小生も負けないようがんばらなければいけないのです。

10月26日 スペースシャトルと車輪の軸

最近、ボートのトレーラーの整備をしているのです。特に異常は無いのですが、古い部品を取替えて、念の為に、壊れそうな部品のスペアーなどを揃えました。

毎回、こんな修理作業の時に思うのですが、付くはずの部品を買っても一回で満足に修理できることはまずありません。同じ箱に入っていて合うはずの部品たちが組み合わさらないのです。穴がずれてあいていたり、大きすぎたり小さすぎたり、説明書には書いてある穴や溝が、実物の部品には無いのです。

その為、毎回その部品たちを加工して使わなくてはいけないのです。ドリルやヤスリで削り直しです。または、返品を繰返すのです。同じ規格で作ってあるはずの物が、1つ1つ個性があるのです。人間なら“個性的”で済ませても、機械の部品に個性は必要ありません。

個人的な経験から、日本ではそんな個性的な部品は少ないような気がします。最近は少なくなっていると思いますが、アメリカは結構、個性派部品が多いのです。よく車で言う“あたりはずれ”ですね。そのあたりはずれの確立がアメリカの製品のほうが多いのです。これは以外と多数派の意見で、アメリカ製品を輸入している日本の会社から、同じことを聞いたことが何度もあります。

また、ドイツ人からも同じことを聞いたことがあります。彼は、調理機を取扱っているのですが、ドイツ製に比べたら“アメリカの物はだめだ”といつも言っていました。

彼と良く議論していたのですが、その内容は、なぜ我々日本とドイツはアメリカ(そんな粗末な機械で生活している国)になぜ戦争で負けたんだ?、または、なぜアメリカ(そんな粗末な機械を作る国)はスペースシャトルを飛ばせるのか?です。言い分はすごい右翼的な意見になってしまうので、ここでは書けません。

でも、あるアメリカ生まれの青年はその会話の途中、アメリカが戦争に勝った理由は、「原子爆弾」と一言、スペースシャトルが飛ぶ理由は、「部品の80%が国外からで、技術者の80%が外国人だからです」と冷静に分析するのです。

あまりの冷静さになにも言えないのです。国を挙げて開発するスペースシャトルの技術は、当たり外れの“当り”で開発されているのでしょうか?

10月29日 オーシャンビューの家が欲しい

数回前のブログに、オーシャンビューの事を書きました。20センチの海でも、窓いっぱいの海でもオーシャンビューなのです。

数日前に、新聞で、沖縄に家を建てた人の記事に出くわしました。オーナーは、ミヤモトアモンさんです。多分、違いのわかる演出家のミヤモトアモンさんだと思います。

家から見える海をどう演出するか、がかれの家のメインテーマだそうです。窓、家の角度などでいろいろ変わる海の風景を演出するのです。その角度によって同じ海が違ってみえるのです。これには小生も同感です。

そして、同時に沖縄だけではなく、ハワイ島で家を選ぶ際のもっとも重要な事の1つです。小生もお付合いで、よく不動産を歩きますが、海の見え方が、家によってまったく違うのです。家の立つ斜面の角度、窓の方向、太陽の角度など本当に微妙なことで大きく違うのです。

これはまるで、ゴルフと一緒で、1mmの腰のずれが、250ヤード先で、ボール落下地点の数十ヤードのズレに関係してくるのです。オヤジくさい例えですが!!

でも1つ、海の眺めで大事なことがあります、この記事で触れていないので、付け加える必要があります。それは、海っていうのは面白いもので、毎日、一刻一刻、違う顔をもっているのです。

家は、永遠に海に対し同じ角度で立っています、なにもしないかぎり。でも、海、自体が変化するので、同じ窓からでも、同じ海を二度と見ることはできません。

思いつきで書いてみると、光、雲、波、うねり、潮目、風、などなどの数え切れないほどの要因が重なって海の眺めを作っているのです。なので、同じ窓から毎日、海を見ても飽きないわけですね。

言い過ぎではないと思いますが、家を買うより、海の眺めを買うっていう事だと思いますね。贅沢な話しですが。

小生は、特に海の変化には敏感です。文学的な理由ではなく、海は商品だからです、と言う経済的な理由です。海が荒れれば、お客様が海で遊ぶことが難儀になります。それをなるべく避ける為に、商品知識を常に勉強しておかないといけないのです。

最後にこの記事で1つ気になったのですが、この記事に、ミヤモト氏の家から見える海の風景の写真があるのです。とっても綺麗なのですが、右側に、リゾートホテルらしき、大きな高いビルが見えるのです。

カメラマンも多分、その建物を写真からはずしたかったのではないでしょうか?、でも、部屋の角度と海の対話が記事のテーマなので、家の間取りも一緒に撮る必要があります。なので、しょうがなく右端に持っていった、という感じですね。

なんと言うか“日本“だな~と、思うのですね。


10月30日 ブログの真相

先日、オーシャンビューの家の事を書きました。そうしたら、今日の新聞にそれに関するおもしろい記事がありました。

要約すると、バケーションハウスブログの話です。特に、セカンドハウスに興味がある人々は、その地域や物件、近所の様子、眺めなどを探る為に、セカンドハウス専門ブログを活用し、購入判断の材料にするらしいのです。

従来の不動産ホームページ、例えば、今売り出し中の物件を陳列してあるだけのホームページだけでは物足りないのです。

その記事の中に、全く小生と同じ事を言うブローカがいるのです。その人は、「山の中のバケーションハウスを売ることは、その山を売ることです」というのです。山という言葉には、その眺めや人里はなれた所でのコミュニティーの全てを含んでいると思います。

先日書いた、ハワイ島で家を買うのは、海の眺めを買うことです、と書きました。同じ事を言う奴がいるのです。ハワイ島で、家を買うことは、海と生活するコミュニティーを買うことなのです。

ブログの話に戻りますが、これは、不動産業界に限ったことではありません。小生のブログでも以前に書いた、航空業界のブログも同じです。生産者が作ったホームページに無い情報が、本当は消費者が一番欲しい情報なのです。それを提供できるのが、ブログ文学なのです。

この記事の中に、“ブログは解説付きのウェブキャメラ”だと言う人がいます。この表現はとってもいい比喩だと思いますね。

ハワイ島のオーシャンスピリットダイビングのブログも、実はそれを目指しています。“解説付ダイブログ&水中キャメラ”なのです。でも、取締役曰く、「海のことなど書いていない、解説ではなく、ああ言えば、こう言う屁理屈ブログ」だと言うのです。

小生は、これには異論があって、“屁理屈”ではなくて“論理”だと思うのです。演繹法と帰納法の論理体系を利用し、社会現象の矛盾に立ち向かい、論理パズルを組み立てているのです。

References
Keys, L. (October 30, 2008). View From the Blog. The New York Times

10月30日 リフレッシュコースがあります

10月も終わりですね。ブログノルマが残っていますね。あと3回。その中、2回は弊社の宣伝に使いたいと思います。

弊社のサービス商品で、以外と売れているのが、リフレッシュコースなのです。

こんなお客様が利用なさっています。以前のダイビングから時間が空いたお客様、講習を終えて最初にファンダイブをするお客様、以前に講習を受けただけのお客様、ちょっと海に恐怖心があり自信がないお客様、などなどです。

弊社では、基本的に、海のツアーに参加される前に、お客様と、ご挨拶と一緒にお話しをさせていただいて、お客様の心配事や癖などを確認させていただいております。ちょっとしたアドバイス的なもので解決するのがほとんどなのです。
例えば、船酔い予防、耳抜きの仕方、フィンキック方法などです。

でも、中には、知識や実技の復習が必要な場合があります。その必要性があるお客様に個別にリフレッショコースを勧めているのです。

リフレッショコースの内容ですが、最初に重要知識を口頭で復習です。次に、海面で、基本技術の復習と練習です。そして、慣れてきたら潜水を開始します。
最後に、潜水後、その潜水中の問題点など解決していきます。順序良く物事を行えば、以外と簡単に問題は解決するものなのです、なんでもそうですが。

もし何か不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

今日、ハワイ島コナでのイルカのツアー、ダイビング、マンタナイトツアーなら、オーシャンスピリットダイビングハワイ。http://www.oceanspirit.com/