土曜日, 1月 03, 2009

二つの地図から学ぶもの

ブログが消えてしまったので、再度アップします。

さて、2009年です。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日にお客様からメールをいただいたのです。タイのバンコクからで、年末をタイで楽しんでいるようです。

小生も数年前に行ったことがありますが、タイはとっても面白いところだと思うのです。本当の“海外旅行”を味わえる国の1つではないでしょうか。

死語になりますが、まだ、タイなどアジアの国々はエキゾティックなのです。昔は日本も十分、郷ひろみ曰く、エキゾティック・ジャパン!だったのです、極東だったのです。

なんで、日本や香港など極東と言うか知っていますか?地理の時間に習っていると思いますが、アメリカでメルカトルの世界地図を買うと、日本のそれと違うのです。

日本のそれは、真ん中に日本があります。でも、アメリカのそれは、アフリカ大陸が真ん中にあり、日本は東側の際にこぼれ落ちそうにあるのです。

なので、西洋人からすれば、地図からこぼれ落ちそうな小さな島国日本は、とってもエキゾティック・ジャパン!!だったのです。

でも最近の日本の都市は、北米とあまり変わらないような気がします。基本的にアメリカにあって日本に無いものはないと思うのです。言葉と人が違うだけで、景観などそんなに変わらないような気がします。その上、日本の人も英語ができるようになって、外国人との付き合いが増えてくると、先進国にいけば、そんなに外国にいるぞ!と感じないような気がします。どうでしょうか?

お客様のメールを読んで感じたのですが、ハワイ島もタイのように元気な観光地と戦わなくてはいけないのです。これから、日本の例のように、ますます世界が画一化され、どこでも同じサービスを期待できるようになると、何をもってハワイ島を差別化するのか?が問題になるのです。

今年の抱負はそこですね、ハワイ島を知ることも大切なのですが、外からハワイ島がどう見られているか?がとっても問題なのです。1つの場所にいるとこれに気がつかないのです。上記の地図の話のように、自分中心の地図と一緒に育ってしまうと、他が見えなくなるのです。

think globally;act locally が大切なのです。

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